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敢えて「主役」をなくしてみる。それがヒットの鍵になる。


こんにちは。たいぞーです。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

僕は、コロナウイルスの影響で初出社日が伸びため本読んだり、動画をみたり、ゲームをしたりと休日を楽しんでおります。その時にふと1年前に買ったTWICEのDVDが目に入り、懐かしさのあまり全部見てしまいました。2年前のTWICEブームは凄かったですよね。TTは凄かったですね。そして、何回見ても、やっぱりかわいい!飽きませんね。(笑)そんな懐かしさに浸っているとあることに気がつきました。

「TWICEってそーいえば、主役メンバーっていないよな~」と。

たしかに言われてみればみんながみんな、年の差関係なく、同じ立場で活動しているグループだと思います。だからこそこんなにも、世界的なヒットしたのだと思います。なぜそう思うのか。今回は、その「なぜ主役をなくすことがヒットの秘訣なのか」 といったテーマで話していこうと思います。

・視線が分散し、全員が主役に見える

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TWICEがなぜあんなにも売れたのかみなさん、知ってますか?僕は、最近までCDも全部買っていて、ファンクラブにも入っていたそこそこのファンだったためある程度は、分かる。それは、主役がいないからだ。ていうか、作っていないからだ。だからこそ売れたのだと思う。一応リーダーは存在するが、その人がいつもセンターを歌ったり、先人を切っているわけではない。毎回曲によって、歌う箇所によって、センターを歌う主役が変わるのだ。

つまり、9人のTWICEメンバー1人1人が要所要所で、主役になり、全員が主役に見えるのだ。そして、その主役が分散したことでファンもきれいに分散し、それぞれに濃いファンがついた。その濃いファンの力もあってこそ、短期間であんなにもヒットし、大物のグループに成長したのだ。

逆に、AKB48は、主役を作りすぎたため失速してしまったのではないかと思っている。あっちゃん(前田敦子さん)や大島優子さん、篠田麻里子さんなどの主役と言われていた人たちが抜けた途端に人気は落ち始めた。それは、その主役の人たちについていたファンも一緒に移動してしまったためだ。それが原因で、AKB48のファン自体が減り、次第には人気が落ちてしまったのではないかと考えている。つまり、主役を作ってしまうとファンが集中してしまい、グループ自体のファンが減ってしまうのだ。

主役を作らずに、ファンの視線を分散させることがグループで早く長くヒットするための秘訣ではないだろうか。

・ギャップを生み出せる

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タピオカをはじめ、「気持ち悪い」とか「なんか黒いブツブツいっぱいで怖い」と言って、食べなかったりしませんでしたか?この記事を読んでくださってるあなたもそうだったり..(笑)だけど、いざ食べてみると、そんな見た目とは裏腹に美味しすぎて、はまってしまう。だからあんなにも流行ったし、今もなお人気なのだ。

他にも、運動できなさそうな見た目の人が100メートル走で1番早かったり、大人しそうな子がめっちゃ食べたりすると、驚きもあるが、なんか好感度が上がったりすると思う。このように、人の感情(おいしい、びっくり、うれしい、悲しいといった感情)はギャップで動いている

主役をなくした場合もこれらと同じで、ギャップが生まれる。

TWICEの場合、ライブなどでパートシャッフルをした曲を歌ったりする。普段そのパートを歌っていないメンバーが歌っているのはとても新鮮で、なんかいいなぁと思ってしまう。普段とのギャップか生まれたからだ。これは主役がいないからこそ成り立つことだ思う。もし主役がいれば、パートシャッフルをした時になんかいいなぁといった好感ではなく、違和感を感じてしまうと思う。

いかがでしたでしょうか。
今回は「主役をなくすことがヒットの鍵」といったテーマで話してきました。グループ、組織で活動している人たち。主役を作りだそうとして頑張っていませんか?それは逆効果です。主役が作れないからって作ろうとしなくていいのです。みんなが主役です。それでこそギャップが生まれ、人が集まるのです。だから、まずは主役という概念をなくしましょう。

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