見出し画像

人の目はなぜ「靴」に行くのか【1/26】


こんにちは。たいぞーです。昨日一昨日と健康に関する記事でしたので、今日は思考について話していきたいと思います。
※太字だけ読めば1分で読めます!

【初対面の相手のどこを見る?】


みなさんは、初対面の相手を見る時、どこから見ますか。髪型から見る人もいれば、目から見る人、服装から見る人もいると思います。ちなみに僕は髪型から見て、下の靴まで順番に見るタイプですかね(まぁ大体の人がそうだと思います)。相手の全身を見てみると、大体その人がどんな感じの仕事をしている人なのか、どういう趣味をしているか分かるのではないでしょうか。つまり、人の全ては上から下まで全身を見ればだいたいのことは分かり、伝わるものです。だから普段から身なりはしっかりしろと言う人がおおいのではないでしょうかね(笑)。ですが、僕は身だしなみをしっかりすることよりも相手の人に自分のことを覚えてもらうことの方が大切になってくるのではないかと考えています。身だしなみを整えることは誰でも簡単にできますが、相手の人に自分のことを覚えてもらおうとすることはそう簡単にできるものではありません。なので、どう相手に覚えてもらえるかの工夫をすることが何をするにおいても必要になってくると考えています。

画像1


ですが、自分を覚えてもらおうと思ったら、人が相手のどこを1番見ているのか分からないことにはどこに力をいれればいいか分かりませんよね(知らず知らずにやってると逆効果になることもありますからね)。では一体、人が相手のどこの部分に対して1番印象強く記憶に残っているかというと、髪型でもなければ、顔でもなく服装でもありません。「靴」なのです。「靴が人を表現する」といっても良いレベルで、靴こそ人の外面、内面を表し、多くの人が見ている部分なのです。昔から「ビジネスマンは靴で見られる」「できるビジネスマンは靴を磨いている」という話を聞きますが、まさにその通りです。そんなことはないはずとお思いの方もいざ思い返して見てください。「電車で席となりだった人、靴汚かったなあ」とか「前の人の靴めっちゃ高そうだったなあ」とか結構記憶に残ってる部分が靴だったりするものです(僕も最近は靴めっちゃ見てる気がする)。では、なぜ多くの人は靴を見てしまうのでしょうか。

【靴を見てしまう2つの理由】

①下目線環境

画像2


「下目線環境」が1番の理由ではないではないかと考えています。最近の人は暇があれば多くの人は、スマホを触っており、その時は必ず目線は下の方を向いています。駅のホームを見てみると9割の人が下を向いています(一度見てみてください!びっくりしますよ! 笑)。このように電車待ちや信号待ち、待ち合わせなどの暇な時間帯には、必ずスマホ見るため、自然と目線が下の方にいくのです。また、日本人は防衛本能が非常に強い人種です。損をしたくなく、知らないことには極力触れず、リスクを負いません(僕の周りはほとんどそんな感じです 笑)。なので、人のことを見ようとする時は、じろじろ見て怪しいと思われるのが嫌で、一番怪しまれない「靴」から見る人が多いのです。つまり、日本の文化と現在のテクノロジー環境がこの「下目線環境」を作り出したのです。この「下目線環境」は、これから様々なことに影響していくことでしょう。

②靴における価値変化

画像3


今、靴は履く価値よりも売る価値の方が高く、靴における価値変化が起こっているのではないかと考えています。例えば、あなたが数量限定販売のジョーダンの靴を買うために店舗に並んで、買うことができたとします。一昔前までは、そのジョーダンの靴を自分で履きたくて買うのが当たり前でしたが、今ではその限定販売のジョーダンを売るために買う人が増えてきているのです。その理由としては、メルカリやヤフオクといった2次流通が普及しはじめて、買って履くよりも売ってお金にした方が価値があることに多くの人が認知してしまったからではないかと考えています。つまり、2次流通が「靴」に新しい価値を与えてしまったのです。近年、ビジネスブームということもあり、多くの人がお金を目的に行動するようになった気がします。なので、道中で高そうな靴を見てはチェックしてどのくらいで売れるのかを調べたりするため目線が靴にいってしまう人が多いのではないでしょうか。この2次流通の普及も「靴」に目を集中させる大きな理由の1つになると考えています。

【これからの人の視線】

画像4


僕の記事で何度も言っていますが、今の世の中、モノやサービスだけでなく、環境、常識までもが急激に変化する時代です(ほんとに変化早いです!)。つまり、モノやサービスが変化しているということは、それを見る人の視点も日に日に変化していっているということです。多くの人はモノやサービスを買う買わないといった消費者目線で見ていることだと思いますが、今モノやサービスが多すぎて、どれが一番良いのか、何が一番良いのか分らなくなりつつあります(いわゆる、コモディティ化ってやつです)。なので、これからは、自己欲求において「買う」or「買わない」といった消費者視点ではなく、生活において「いる」or「いらない」といった生活者視点になっていくのではないかと考えています。今はスマホ利用者が一番多いことから下目線が多いと説明をしてきましたが、未来的にスマホも3Dディスプレイみたい形になってくると目線が上を向き、靴よりも顔の装飾品に目がいくことが多くなったりするかも知れませんよね。つまり、時代の変化によって人の目線、視点は変化していくのです。

今日は、僕の気づきからの内容になりましたがどうでしたでしょうか。共感してくださいましたでしょうか。共感してくださる方結構いらっしゃるのではないかと僕は思っています(いないかな)。この記事に共感しようがしまいが人それぞれですが、こう何かに共感することは本当に大事なことで、人間にしかできないスキルの1つです(あともう1つの人間にしかできないスキルは創造性)。なので、何事に対しても共感の目を持って行動することを大切にして、日々過ごしていって欲しいと思います。

ここまで見てくれてありがとうございました。また明日も投稿するので楽しみにしていてくださいね!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?