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【読書感想文・老いない体をつくる中国医学入門 決めては五臓の「腎」の力(阪口珠未 著)】普段の食事が薬になる

Audibleで「老いない体をつくる中国医学入門 決めては五臓の「腎」の力」を聴きました。

本書を読んで、

心と体は食べているものでできている

ということと、

薬膳・漢方は1000年以上の時間で経験的に淘汰されてきた健康食の結晶

ということがよくわかりました。最近では薬効などが西洋医学的にも確認が取れたものが結構あるのだとか。

とにかく、健康と食というのは切っても切り離せないのは間違いなさそうです。

本書で新しく学び、取り入れたいと思ったことは、

・魚介類・海藻は日本の伝統的な薬膳
・黒いものを食べよう
・新しいナッツ(?)クコ、ナツメを取り入れたい

です。また、

「お腹いっぱいは体に良くない」ことを最近経験し、本書にも記載があったので、納得できました。

魚介類は食べている方だとは思いますが、やはり薬膳的にみてもいいのだそうです。青魚、海藻類はできるだけ取るようにしているのですが、貝類、軟体類(イカ、タコとか)はそこまで積極的には摂っていませんでした。本書で、貝類について、スープなどにすると良いとあり、少し料理が面倒な部分もありそうですが、少しずつ取り入れようと思うようになりました。

黒いものは「老い」に効くそうです。黒胡麻、黒キクラゲ、などがそれに該当するようです。緑黄色野菜など、鮮やかな色を持つ食材には注目していましたが、黒というのは少し意外でした。これからは、食材を買うとき、黒にも注目したいですね。

最後に、クコとナツメです。クコは杏仁豆腐の上に飾られているあれで、ナツメはデーツとも呼ばれているものです。特にナツメについてですが、薬膳では1日3粒食べると老いを忘れる、と呼ばれているようです。二つともミネラルなど豊富に含まれているようで、普段食べている、アーモンド、クルミ、カシューナッツ、マカデミアナッツのミックスナッツに、この二つを足そうかな、と考えています。

食に関しては、結構取り入れたつもりでしたが、まだまだ改善の余地がありそうです。サプリで補給する、というもの一つの案なのですが、できれば美味しいものを食べて、それをおやつなどにして、よくないものを遠ざけたいな、と思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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