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女トモダチとは、一番距離の近いアイドル。

男にとって、女友達と男友達は、全然違う存在だと思います。

もちろん、友達の基準が低い人は、「そんなことはない!」と言うかもしれませんが、やっぱり遠慮の数は圧倒的に違ってきます。

特に僕は、友達の基準が高いので、どうしても男の友達と同じように接することはできません。

別に、女の人と一緒にいて、楽しくないというわけではないのですが、女友達がいたとしても、他の男と違って面白い発言も求めませんし、「お前」とも言いませんし、深く長い話もしません。

じゃあ、男にとって、女友達とは何なのか。

それは、一番距離の近いアイドルだと思います。

その場にいると癒されますし、女として見てないことなんて、ほとんどありません。

どうしても女として見てないと言う男がいるなら、それは関係性が悪くなるのが怖かったり、自分の恋人や好きな人に一途になっているだけです。

でも、アイドル的な存在なので、わざわざ口説きには行きません。

たまに会って、笑顔を見て、声を聞くだけで、とても嬉しいものです。

そして、アイドルと思っているからこそ、聞きたくない話もあります。

誰かと付き合っている話、誰かを好きな話、誰かに口説かれている話は、正直聞きたくありません。そして、自分の恋愛事情も話したくありません。あくまでも女友達の前では女友達が一番です。

不思議なもので、女友達の恋愛話を聞くとざわざわしてしまいます(笑)。

こうして考えている時点で、自分自身に対して「実は俺、女友達のことが好きなのかな?」と思えてきました。だって、そこまで無償の愛を与えているのであれば、付き合ったらもっと楽しいはずです。

しかし、アイドル的な存在ならば、付き合う・付き合わないの二元論で考えることはしません。その姿を何度も見たいから、そして応援したいから、そのアイドルに時間とお金を費やします。

なので、女友達と付き合えるとは全く思っていませんし、自分が付き合って幸せにできるのかすらも不安になります。

もう、自分では考えきれない僕は、女友達が多い代々木くんに、「女友達って、アイドルみたいなもんなのかな?」と話してみました。

すると代々木くんは、「うわー!そうかもしれないなぁー!」と言って共感してくれました。

確かに代々木くんは、女友達の話をする時、すごく嬉しそうにしています。

代々木くんに恋人はいても、頭の中に女友達がいるのはよくわかりますし、女友達の幸せを本気で願っていますし、女友達の恋愛の話は全然しません。

その理由は、僕と全く同じ理由で「女友達の恋愛事情を聞くと、ぞわぞわしてしまう」と語っていました(笑)。

僕は、自分と同じ考えを持つ人間がいて、ホッとしました(笑)。

もしかしたら、女性はこういう考え方を「気持ち悪い」と言うかもしれません。男友達にそういうふうに見られていると考えると、鳥肌が立つのかもしれません。

しかし、男は男で、女は女です。これは、恨みようのない事実です。言語化はしてなくても、女性が男友達に対して『アイドル』と捉えることもあると思います。

だからこそ、友達関係であっても、言葉にしていないこともありますし、言葉にするのを我慢していることもあります。

その人と会えるなら、どこまででも我慢できる。それが、『男女の友達』だと思います。

つまり、常に恋愛と紙一重だと思います。

僕は、そんな人間関係が好きです。素直で、優しくて、少し切ない人間関係で生きていると、幸せな気持ちになれます。

だからこれからも、そんな人間関係を築いていこうと思います。

僕らにとってのアイドル、『女トモダチ』と。

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