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こだわリスト・強がリスト

誰だって、人よりもこだわりと強がりをもっているものが、いくつかあると思います。

僕は、これを書きだすことによって、自分のことがよく分かりそうだと思い、思いつくままに羅列していきました。

「こだわリスト」には、人よりもこだわっていることを書きます。

人よりも長い時間取り組んでいたり、人よりも多くの知識を持っていることが、こだわリストには入ってきます。

僕の場合だと、「ラジオ番組」や「あたしンち」、「桃太郎電鉄」など、人よりも圧倒的に時間をかけたものを羅列していきます。

そして、「強がリスト」には、人に負けると悔しい能力を書きます。

人よりも自分が優れていたい能力や優れていると思える能力が、強がリストに入ってきます。

僕の場合だと、「記憶力」や「発想力」、「忍耐力」など、人よりも圧倒的に力を発揮してきたものを羅列していきます。

こんな具合に、こだわリストと強がリストをそれぞれ50個ずつぐらい書いてみたのですが、意外なことに気がつきます。

こだわリストや強がリストに書きださなかったのに、気にしていたことがたくさんあったことです。

こだわリストや強がリストに書いたことは、自分の得意分野ばかりです。これからの人生も、それらを磨いていけばいいのです。

逆に、そこに書きださなかったことは、得意でも何でもないのです。

今まで、「ファッション」とか「食事」とかにこだわろうとしたのに、イマイチ取り組めないことがありました。

この二つの分野は、周りの人がこだわっていることだったりするので、なんとなく自分もこだわらないといけない気がしてきます。

しかし、興味がないものは興味がないんです。

決して嫌いというわけでもないのですが、僕にとっての「ファッション」や「食事」は、絶対にこだわりたいという気持ちは持てないのです。

もちろん、できればオシャレでありたいとか、できれば美味しいものを食べたいとは思いますが、そこに労力をかけるとなると、すごく面倒臭く感じてしまいます。

なので、服を買うのは年に2回だけだったり、美味しいかどうかで飲食店を選ばないことばかりです。

そんな僕に対して、ダメ出ししてくる人がいると、僕はまともに気にしていましたが、いちいちそうする必要もなかったのかもしれません。

その人のこだわリストに、「ファッション」や「食事」が入っているだけの話で、僕のこだわリストに入っていないので仕方ありません。

もう既に50個のリストでパンパンになっているので、今更リストに入る余地もありません(笑)。

その人は、「ファッション」というこだわりを育てたことによって、「オシャレ」という強がりも見出したり、「食事」というこだわりを育てたことによって、「グルメ」という強がりを見い出せるのです。

ただそれだけの話なので、自分が劣等感を感じる必要はないんです。

むしろ、相手のこだわリストに書いていないことを把握して、教えてあげるぐらいの優しさを持った方が良いと思うんです。

なので、こだわリストと強がリストを、それぞれ開示して、そこから友人になるようなマッチングアプリがあれば、そこそこ売れると思います。

共通点が多い人を友達にするのもいいし、あえて違う人を選ぶのも良いでしょう。

「こだわり」が一致していたら盛り上がりますし、「強がり」が一致していると、お互いに高め合う関係になります。

僕は友達にライバル関係を求めていないので、こだわリストがいくつか一致していて、強がリストがほぼ一致していない人を選ぶと思います(笑)。

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