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現実から逃げない人だけが、悩むことができる。

悩んでいる人、悩んでいない人、どっちが幸せでしょうか?

人は、いろんなことで悩みますが、その悩みごとのほとんどは、悩みたくて悩んでいないでしょう。

最近では、意識高い系の人の出現が目立ってきたせいで、悩んでいる人の方が情けないみたいな風潮もありますが、実際はそんなことないと思います。

もちろん、なかにはずっと悩んで、何もしていない状態をキープするだけの人もいるかもしれませんが、それだって大きく間違った行為をしているとは思いません。

悩むということは、向き合いたくない部分と向き合っているということです。

自分が目を背けたい部分を直視したうえで、自分の行動に悩んでいる人が多いのではないでしょうか?

だから、悩んでいるときは、なんとなく暗い表情になるし、眠れなくなるし、いろんな本を読んで知識を得ようとします。

しかし、悩んでない人は、自分が目を背けたい部分を直視しません。

ずっとずっと、無視して生きます。

一見、明るくて幸せそうにも見えますが、目を背けたい部分を変えようとしてこなかったため、悪い部分はどんどん悪くなっていきます。

だから、何かに悩んでいる人は、決して心が弱いわけではなく、根暗なわけでもなく、情けないわけでもありません。

むしろ、悩む行為は、現実から逃げない道を選んだ人にだけしか訪れない選択肢なんです。

自分に負荷のかかる選択肢をとっているので、強い人にしかできません。

現実から逃げ続ければ、簡単に悩まない人になれるし、表面上の幸せは容易に手に入ります。

もちろん、それもそれで悪いことではありません。どっちを選んでも、そこそこ幸せな人間生活を送れます。

だからこそ、悩まない人が素晴らしくて、悩む人がしょうもないなんて、思わなくていいはずです。

ただ、眠れなくなるほど悩みすぎている人は、もう少し現実から目を背けていいでしょう。

あまりにも状態が悪くなっているのであれば、嫌な現実と向き合いすぎている証拠です。

なんでも距離感が大事です。現実と自分の距離が近すぎても遠すぎても、自分は良くなっていきません。

「○○をやっているときは悩まない」、「○○分以上は悩まない」など、ある程度距離を置いて適度な距離感を見つけることが、ほどよく悩んで生きる方法なのかもしれません。

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