ちょっとした変化に気づかないのは、あなたが好きだから。

男性は、女性の変化に気づきにくいと言います。

ちょっと髪を切ったとか、ちょっと瘦せたとか、ちょっとメイクを変えたとか、言われないと気がつかない人は多いと思います。

それで恋人に怒られてしまう男もいたり、逆に気がつくのが得意でモテる人もいたりします。

ちなみに僕は、人がオシャレになったとか、人の体重の増減などの変化に、全く気がつかないです。

僕の小学校からの同級生で怠け者の千葉くんは、学生時代から常に体重の増減を繰り返していて、実は会うたびに体重が増えたり減ったりしているのですが、さっぱり分かりません。

体重は、良いときで70kg台、悪いときには100kg台になるそうです。

学生時代の僕は、誰よりも近くにいるのに、全く気づいていませんでした。

ただ、これから女性と良好的な関係を気づくために、変化に気がつくのは大事そうなので、僕も変化に気づいてもらえるのか、変化に気づかれないと怒りたくなるのかを確かめようと、僕も外見を気にしてみました。

オシャレな服を選んで、髪にも気を遣うようになりました。たくさんの金をかけて、小さな変化から大きな変化までも取り入れました。

もうこれは、何としてでも、気がついてもらいたいです！(笑)

しかしながら、全員が全員、僕の変化に気づくわけではありませんでした。

昔から僕を知っている人ほど「何も変わっていない」と言い、比較的最近になって僕を知った人の方が「変わったね！」と言います。

確かに、自分が変化したことに気がつかれないと、多少ガッカリはしますが、ちょっと安心もしました。

何より、僕と親しい人の方が気づきにくいという点に納得がいきました。

僕と親しい人は、僕の外見よりも内面を重視しています。

どんなことを喋ろうか、どんな話が聞けるのか、どんなことを一緒にしようかなどで、頭がいっぱいだからこそ、全く気がつかないのです。

変化しても自分に影響が出にくい外見よりも、変化することで自分に影響が出る内面の方が大事です。

外見がどれだけ良くても、つまらなそうにしていたり、落ち込んでいたり、心が荒んでいたら相手も落ち込みます。

しかし、内面が良い状態であれば、相手も楽しくなるので、その時間にわくわくして過ごすことができます。

恋人の変化に気がつかない人たちも同じことで、相手に関心がないわけでなく、どんなことを喋ろうか、どんなことで相手を喜ばせようか、どこにデートに行こうかで、頭がいっぱいなんです。

もう、恋人のルックスが良いことは、疑わない段階になっています。

外見に気がつくためには、「その人がどう見えるか」ということに意識を向けなければなりません。

それは、常に「容姿端麗」と「ブサイク」のふるいにかけられて、いちいち判断されるということです。

まだ会って数回とかなら、それも無理はないですが、恋人同士でそんなシビアな関係性は、大変だと思います。

ただ、ここで言いたいのは、ちょっとした変化をすることが、無駄というわけではありません。

可愛くなっていたり、カッコよくなっていることで、周りとの差はついているので、知らないうちに夢中になってしまいます。

どこが変わっているか分からなくても、綺麗だということは分かります。

自分のちょっとした変化に気づかれなくなったら、友達や恋人としての距離が縮まった証拠です。

相手の頭の中には、あなたがたくさんいます。

外見の変化に気づかれないって、実は難しいことだったのです。

これから僕は、外見の変化に気づかれないように、内面を磨いていきたいと思います(笑)。