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どんなときも、落ち着く勇気を。

生きていると、余裕がなくなったり、焦ったりすることが、しょっちゅうあります。

いくら、自分のペースを守ろうとしても、仕事をしているとその先には待っている人がいたり、相手側の都合で締め切りがあったりして、自分のペースというのは、常に保てません。

生活の中でも、急にトイレに行きたくなったり、お腹が極限に減ったり、強い眠気に襲われたりして、自分が調子のいい状態を常にキープすることは困難です。

僕は、自分のペースを乱されたくないという思いが強いため、全てを自力でコントロールしようとしたこともありますが、やっぱり無理な話でした。

なるべく早めに仕事に取り掛かって、後でゆっくりしようと思ったら、すぐに次の仕事が舞い込んでくることなんて、よくあることなので、自分をコントロールしようと躍起になっていると、余計にイライラしてしまいます。

そもそも、なぜそこまで自分のペースが乱されるのが嫌なのか。

その理由は、自分を失いたくないからです。

焦りながら取り組むと、寿命が縮むような恐怖の中で生きなきゃいけないし、物事を楽しむ余裕なんて、当然生まれません。

相手に迷惑がかかる確率が高いのはもちろん、余裕がない状態になって、慌てながら何かをすることで、最も被害を被るのは自分自身です。

雑になり、ミスが増えると、精神的にも肉体的にも苦しいです。

しかし、逆に言えば、どんな状況だろうが、落ち着いて取り組めれば、問題はないのです。

目の前の状況が大変でも、慌てず落ち着いて考えれば、意外と大丈夫だったりします。

仕事がたくさん舞い込んで手一杯になりそうだったら、よく内容と締め切りを検討すれば、提出日を変更できそうなものがあったりします。

全てを期日までに終わらせたいなら、自分の生活を客観的に見て、削れそうな時間を見つけることも難しくありません。

余裕がなくなって焦りがちな場合は、すぐに「寝る時間を削らなきゃ!」「もう、他の仕事を受けられない!」とわめいてしまいますが、それは意外と、自分が作りだした幻想だったりします。

他人に「もっと急げ!」「ノロノロするな!」と煽られても、自分が落ち着いて取り組まないと失敗しますし、それで最も怒られるのは自分です。

ちょっと余裕がなくなってきたとき、「焦る」の前に「落ち着く」という視選択肢をとって、自分の現状を眺めてみましょう。

その上で取捨選択すれば、やらなくても良いことや、焦らなくてもいい方法を見つけられます。

周りの状況がコントロールできないからこそ、自分の状態だけはコントロールするようにしましょう。

自分を失うことに慣れてしまうのは、誰にとってもよくありません。

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