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自分を無意識に邪魔する、裏の目標。

誰しも、自分の抱えている問題を、解決できない時があります。

動きだしたいのに、なかなか動けない。やりたいことがあるのに、なかなか飛び込む勇気がない。こんなこと言いたくないのに、つい言っちゃう…。

そんな具合に、なかなか変わらないまま、大人になっていきます。

これって、よく考えればおかしなことです。

自分の問題点は分かっていて、どうして変わらないのかは分からない。

僕も、以前からずっと抱えている問題を放置しています。

それは、圧倒的な自己肯定感の欠如です。

自分なんかが何か始めたところで、上手くいかない。自分なんか、何もすごくない。自分なんか、他人に認められるわけない。。

ヒドイときは、このぐらい自分を追い詰めています(笑)。

正直、自分の唯一の最大の欠点ともいえるぐらい大きな問題なのですが、なかなか手放せない感情でもあるのです。

何年も解決していないことには、何か理由があるはずです。

それに気がついた僕は、『自己肯定感が低いことで得られるメリット』を自分なりに考えてみました。

まず、自己肯定感が低いと、うぬぼれることがなくなります。

それによって、恥ずかしい思いをしないで済みますし、理想の自分の能力と現実の自分の能力との差を感じなくて良くなります。

そうすることで、失敗する確率を下げていけます。自分の身の丈が分かっている気がして、どんどん楽になった気がします。

さらに、自己肯定感が低いと、他人より下に立てます。

下に立つことによって、責任逃れができます。どんなことがあっても、一番能力がない人のせいにはなりにくいです。怒られることはあっても、期待されていないので、がっかりされません。

自己肯定感低いって、メリットだらけです(笑)。

つまり僕は、自分の性格を変えたいと思いながら、『失敗しないように、恥をかかないように生きる』という目標を叶えようとしていたのです。

その反面、僕は自分みたいなヤツを見ると、心の中で嫌っています。

自分が恥をかきたくないからと言って、何か保険をかけようとしているヤツには、すぐ気がつきます。

何かをやると決めたのに、実際には失敗することが怖くて、何も動け出せない人には、ため息をつきます。

お世辞をガンガン使って、人の下に回って責任逃れをはたらこうとしているヤツを見ていると、イライラしてきます。

そいつらを嫌う理由は、自分の見たくない部分を具体化しているからです。

そいつらは、全員僕と同じなんです。そいつらの気持ちは、分かるんです。

自分の潜在意識は、恐ろしいものです。

無意識的に思考の癖として残っているので、いつの間にか弱い自分に戻ってしまいます。

もう、自分を嫌いになりたくないので、そういう自分にならないようにしていくしかありません。

なので僕は、『裏の目標』をかき消すことを目標にしたいと思います。

これを書き消すためには、逆のことをやらなくてはいけません。

つまり僕は、『失敗しないように、恥をかかないように生きる』という目標から、『どんなことでも、挑戦し続けて生きる』という目標に変えなくてはいけません。

自分でも気がつかなかった自分が、誰よりも凶暴な敵でした。

これから、挑戦し続けて、凶暴な敵に向かっていきたいと思います(笑)。

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