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嫌われてもいい思うから、個性を出せる。

人間関係で楽になりたいとき、「もう、嫌われてもいいや」と思うと、いろんなしがらみから解放されます。

他人に面倒くさがられることもありますが、発言の一つ一つが軽くなって、楽しいことが増えていきます。

それを実感したのが、高校1年生のときです。

周りに溶け込めず、なかなか自分を出せていないとき、「面白くない時間が続くの、ちょっと嫌だなー」と思いはじめた僕は、自分が思ったことを言うようになりました。

はじめは、僕のあまりにも強い言葉に、周りの人はビックリしていましたが、それが僕という人間の個性だと分かると、安心して近づいてくる人が、少しずつ増えてきました。

よく、人間関係を良くするためには、「嫌われる勇気」を持つことが大事だと言われますが、それはちょっと、説明が不足していると思います。

嫌われてもいいと思って接した方が、逆に好かれる。

嫌われてもいいと思って接した方が、自分が楽に生きられる。

嫌われてもいいと思って接した方が、後悔しないで生きられる。

いろんな自己啓発系の本には、そういうふうに書かれていますが、嫌われる勇気を持つ1番のメリットは、そういうことではないと思うのです。

嫌われてもいいと覚悟することで、自分の個性を理解してもらえる。

嫌われる勇気を持つ1番のメリットは、ここにあるんです。

人間関係は、基本的に自分と合わない個性を排除したがる傾向にあるから、僕らは自分を抑えて生きるのです。

つまり、本当の自分をさらけ出すことが、人間関係において、1番の悪だと思っているんです。

それだけみんな、自分の個性を出して嫌われた経験があったり、個性的な人を嫌った経験があるから、いざとなったとき、自分の個性を出すことが怖いのです。

自分の個性を否定されたら、自分そのものを完全否定された気分になります。

しかし、否定されたくないために生きるには、個性を抑えなくちゃいけません。

つまり、人間関係は、常に協調性をとるか、個性をとるかを迫られるのです。

個性が協調性と一致する場合は、何も悩まなくていいのですが、ここに大きなギャップがあれば、自分の身の振り方にすべてがかかっています。

そんなとき、自分を理解してもらうだけで、自分への負担は、ものすごく軽くなります。

そして何より、個性を理解してもらえると、ものすごく嬉しくなります。

協調性も大事ではありますが、自分をさらけ出す個性なら、嫌われる勇気を持っても良いでしょう。

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