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落ち着くとは、「焦らない」と「怖れない」が共存すること。

僕が最も大事にしているのは、「落ち着くこと」です。

どんなに忙しくて、感情的になりそうな時でも、自分が冷静であれば、余計な思い込みをしなくて済みます。

大変なことも、超大変と思い込んでしまえば、物事に取りかかるのは苦痛になっていきますが、落ち着いて順序を考えれば、意外とゴールが遠くないことに気がつくことがあります。

必要のない感情に邪魔されると、間違う可能性がグッと上がります。

その中でも、最も邪魔されやすいのが「焦り」と「怖れ」です。

この2つに邪魔された時、必ずと言っていいほど、大きなミスをします。

周りの人ができていて、自分だけが置いて行かれている状況に、強い劣等感を抱くと、無理して頑張ろうとしたり、自分を強烈に嫌ったりして、冷静に判断できなくなることが多いです。

他にも、一緒に働く人から急かされたり、煽られたりして、それに応じようとしても、自分が無理するだけです。

その焦りから、上手くいくことは絶対にありません。

ちゃんと落ち着いて、自分のペースと相手のペースを把握する必要があります。

また、「失敗したらどうしよう…」と思って、一歩踏み出せないのも危険なことです。

誰かが怒りそうで怖いこともありますが、それを尻込みしていたら、伝わるものも伝わりません。

怖がっている間に、タイミングを失うことはよくあることで、気がついたら、取り返しのつかない事態に発展することはよくあります。

その「怖れ」から、上手くいくことも絶対にありません。

ちゃんと落ち着いて、「大失敗するよりは良い」と気づく必要があります。

目の前の状況に流されやすい人間だからこそ、焦らないことや怖れないことは、重要なことです。

正直、僕がこれまでに失敗したことは、「焦り」と「怖れ」からきているものばっかりでした。

良かれと思って、仕事の範疇を超えることをしたことが何度かあります。

しかし、無理して頑張った自分の苦労は迷惑がられました。

誰かを怖れてタイミングを見計らって、言う機会を逃して怒られたことも何度もあります。

なるべく気を利かしたつもりが、一番気を遣えていませんでした。

自分も無理している上に、自分の努力も否定されたら、自分のことを全否定したくなります。

自分のことを全否定することほど、大きな失敗はありません。

だからこそ、落ち着く必要があると、常々感じているのです。

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