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「めちゃくちゃとびきり良い文章」なんて、書けなくていい。

noteを毎日更新していると、あまり気にしないようにしていても、どうしてもスキ数や閲覧数は気になるものです。

力を入れて書いたつもりでも、内容によって大きく差が出てしまうのが僕のnoteの特徴なので、気にしてしまえば永遠に悩むことができます。

特に、安定して読まれている人、フォロワーが多い人、スキ数が平均的に多い人と比べると、もう最悪です。

いくらでも、自分を責めることができて、落ち込み続けてしまいます。

もちろん、落ち込むだけでは終わらない僕は、「どうやったら、良い文章を書けるのだろう?」と模索し続け、いろんなことをしだします。

書く時間を変えてみたり、早起きしてみたり、本を読んでみたり、読者がどんなテーマに興味があるのかを分析してみたり…。

その姿勢自体は悪いことではないのですが、その行動が自分の首を締めてしまうことがあります。

なぜかというと、良い文章を書くための行動をすればするほど、「めちゃくちゃとびきり良い文章」を自分に期待しちゃうからです。

何かを改善したなら、必ずそれなりの結果が出ると思い込みすぎなんです。

「何かをすれば、必ず上手くいく」という方程式は、絶対にありません。

自分が不安なときほど、そういう方程式を生み出すことに専念してしまい、いつの間にか自分自身を失ってしまいます。

本当に僕がやるべきことは、「めちゃくちゃとびきり良い文章」を諦めることです。

最高のテーマ、最高の読みやすさ、最高の表現、最高のタイトルだなんて、誰がどんな基準で決められるというのでしょうか。

少なくとも、僕自身が決めることではありません。

誰かの文章を見て自分がそう思ったとしても、他の誰かはその文章を最高だと思っていないことは、よくあることです。

当然ですが、「めちゃくちゃとびきり良い文章」なんて、はじめから存在しません。

せいぜい僕にできることは、「毎日書き続けること」ぐらいです。

良い文章を書きたいがあまり、自分にプレッシャーをかけ続けていたら、1文字1文字が重くなっていって、毎日書き続けることも辛くなって、どんどん楽しくなくなっていきます。

誰かの文章を見て真似しすぎても、自分にはその形式が難しすぎたり、上手く言葉にできなかったりするので、自分の良さもなくなります。

それでは、「めちゃくちゃとびきり悪い文章」になっていくだけです。

いつも完璧を目指してしまう人は、1つ間違ってしまえば、それが全てに影響して、0点を叩きだす確率も高くなります。

そうならないために、「めちゃくちゃとびきり良い文章」を諦める必要があるのです。

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