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僕は要らない記憶を捨てきれない。

昨日、衣類の断捨離をしてみました。

これまで、あまりにも面倒すぎてやってこなかった断捨離ですが、やってみるとどんどん気持ちが良くなってきて、気がついたら掃除までもやり始めていました(笑)。

僕は、物を捨てられない性格なので、衣類もどんどん溜まってきます。

最も古くて中学生ぐらいから使っている服があり、自分の捨てきれない病は、なかなか深刻だと思いました。

昨日は、心を鬼にして、手にとってときめかなかった服は、バンバン捨てていきました。もう着ていないのに、大事にとっている服は山ほどあって、ゴミ袋3袋分の服たちとお別れしました。

僕は、服が大好きというわけでもないので、ここまでたくさんの服が出てくるとは思ってもいませんでした。

では、着ない服じゃないのに、捨てきれない理由は、何なのか。

それは、記憶があるからです。

自分が褒められたもの、誰かにもらったもの、自分が気に入っていないもの、誰かに指摘されたものなど、服にはそれぞれ記憶があります。

タンスの中を見るたびに、その記憶が蘇ってきて、それを思い出したくないから、断捨離をしてこなかったのだと思います。

例えば、誰かから貰ったけど全然好みじゃなくて一度も着なかった服、自分の好みで買ったけど誰かにダサいと指摘された服、自分で気に入って買ったけど洗濯の仕方を間違えた服など、見るたびに申し訳ない気持ちや嫌な気持ちが湧いてくる服があります。

そんな服を簡単に捨てるなんて残酷なことをするなら、いつかのために残しておいた方が良いと考えるのです(笑)。

その結果、物は溜まっていって、タンスにぎゅうぎゅう詰めになります。

何もこれは、服に限った話じゃないと思います。

僕の頭の中にある記憶だって、いつかのために残しておいた方がいいと思って記憶しているものがたくさんあります。

僕の場合、学生時代に起きたことは、大体覚えています。多分、学年で一番記憶している自信があります(笑)。

僕は、面白いと思ったことは、記憶する癖があるのですが、特に学生時代は友達と会った時に使えるので、めちゃくちゃ覚えています。

しかし、面白い話だけじゃなく、嫌な記憶もちゃんと覚えています。

自分が傷つけてしまったこと、自分が嫌がらせされたこと、自分が怒り狂ったこと、その全部を頭の中のタンスにしまっています。

僕の頭の中のタンスは、閉まり切らずに溢れてしまっています(笑)。

しかし、そもそも昔の友達と会う機会の少ない僕は、その話の出しどころがあまりありません。

さらに言えば、そんな話を求めている人も少なくなってきました。

もう、誰も覚えていませんし、もう、みんな大人です。

過去の思い出話よりも、お互いの近況や未来の話など、そっちのほうが新たな知識を入れられますし、記憶も新しいとこから引っ張り出せるので、話していて楽しいのでしょう。

そろそろ記憶の断捨離をして、前を向いて生きる人間にならなくちゃ、僕はこれ以上成長できないのでしょう。

記憶を捨てるには、どんどん上書きしていく必要があります。

過去のことを思い出さないくらいに、今取り組んでいることに熱中して、いつの間にか忘れるのが一番でしょう。

もしくは、書くことで忘れられるという話も聞くので、どんどん書いていくのも効果的でしょう。

僕はこれから、noteでたくさんの過去を捨てていくので、皆さんに拾ってもらおうと思います(笑)。

なるべく読みやすく書くので、どうかよろしくお願いします。

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