見出し画像

幸せになりたい

面白くなりたい。それが、僕の大きな目標だ。僕の人生はこれを必死に追っている。だって、面白ければ辛いことを忘れられるじゃないか。笑って生きていけるじゃないか。ただそれだけなんだけど、僕は面白くなりたい。

僕の学生時代は最悪だった。中学三年の時、両親は離婚してしまった。僕と兄は父に引き取られ、三人で生活をすることになった。そして僕が高校生になり、三つ上の兄・章介が高校を卒業してからはさらに酷くなっていった。

章介は働きもせず、毎日遊びまくる日々だった。僕の財布からお金を盗み、当時の僕のバイトの給料はすぐに無くなっていた。そんな状況の僕を、父は一切助けなかった。精神的苦痛に襲われる毎日だった。だけど僕は、そういうことを全て忘れて学校へ行った。そうでないと、自分の生きている意味がなくなってしまいそうだったからだ。学校で楽しまないと僕の人生は楽しくなかっただろう。

そして、高校三年に章介は逮捕された。罪は強姦らしい。父は悔しがるように泣いていたが、僕は密かにラッキーと思っていた。だって、章介がいないだけでも、僕の人生は好転している。章介がいなければ、毎日のように苦しまないで良いじゃないか。

それから、僕の人生は思うように転がっていった。そして、高校三年の5月には、彼女ができた。僕の面白いところが好きみたいだ。そして僕は高校を卒業し、放送作家の道を選んだ。売れるまでに6年ほどかかったが、何とか自分の面白さを周りの人に認めてもらえた。そんなことを思い出しながら、僕は今こんなことを言っている。

「結婚してください。必ず幸せにします」

相手はもちろん、あの時から付き合っている彼女だ。彼女は僕の言葉に照れながらも頷いた。そして僕と彼女は28歳で結婚した。そして僕には新たな目標ができた。それは、幸せになりたい、ということだった。

「おはよう、晴希」

目が覚めると、沙織が横にいる。結婚したのだから当たり前なのだろうが、僕はまだ少し緊張してしまう。

「おはよう。えっ朝ごはん作ってくれたの?」

僕が聞くと、沙織は鼻を高くして言った。

「だって、私があなたのお嫁さんなんでしょ。作ってあげたよ、仕方なく」

本当は作りたいくせに、沙織は素直に言わない。まぁ、僕はそこが好きなんだけれども。このまま、一生こんな生活が続くなんて、幸せすぎるだろ。僕はいつも仕事を終えると、すぐ家に帰る。理由は言うまでもなく、沙織に早く会いたいからだ。自分でもコントロールしきれないほどに、沙織のことばかり考えてしまう。

そして今日も、すぐに家に帰った。家に帰ると、見覚えのない靴があった。沙織の友達でも来てるのだろうと思い、おそるおそる家に入った。するとそこには、僕がいつも座っている椅子に腰かける、男の後ろ姿が見えた。一体誰なんだ。

「おかえり。今日も早いね」

沙織はいつものように、僕を笑顔で迎えた。

「おぉ、おかえり。お前久しぶりだな!」

男はそう言いながらふり返った。

「何で、ここにいるんだ?」

僕が驚いた表情でそう言うと、章介はニヤニヤしていた。

「何でって、お前の兄貴だろ。可愛い弟を見に来ちゃ悪いか。それに、可愛い妹もいるみたいだしな」

章介はそう言って、沙織の肩に手を置いた。

「頼むから、帰ってくれ」

僕がそう言うと、章介は少し困った顔をした。

「俺さぁ、今住むところないんだよね。親父のところへ行っても、お前のところへ行けって言われたからさぁ」

父も相変わらず最低だ。僕の不幸を楽しんでいるのか、それとも僕を不幸にさせたいのか。そんなことは今はどっちでも良い、とにかく沙織に触れている章介に腹が立った。

「離せよ。お前が触れるな。そして、すぐ帰れ!」

僕の怒りは抑えきれなくなってきた。しかし、章介の顔はさらに楽しそうに笑った。

「もしかして嫉妬か。俺は妹を可愛がってるだけだろ。相変わらずつまらんな、お前は」

僕はもう我慢できなかった。僕は力ずくで章介を沙織から引き離し、玄関のほうへ突き飛ばした。章介は気持ち悪い笑顔を浮かべた。

「お前も強くなったな。でもな、弟の分際であんまり偉そうにしない方が、お前の身の為だぜ。兄貴として忠告しとくよ」

章介は悪役を演じたような笑顔を浮かべながら、その汚らしい右手で僕の頭を撫で、出て行った。

「何でお兄さんにあんなことするの?お兄さん、何も悪くないじゃない?」

沙織はすぐ、僕を問い質した。

「あんな奴を、『お兄さん』って呼ぶな! アイツは強姦で逮捕された男なんだ。最低なんだ。クズなんだ」

僕は十年という長い付き合いの中で、初めて沙織を罵倒した。その事実を知らなかった沙織は、これまでに見せたことのない表情で驚いた。

「でも、それだけであそこまでしなくたって良いじゃん。嫉妬しすぎなんじゃない?」

僕は、沙織の言うことをすぐに聞いてしまう。もしかしたら、嫉妬なのかもしれない。しかし、だからと言って、感情を止められない。だけど、沙織と二人きりになると少し落ち着いてきた。

「本当はこんなに嫉妬したらダメだよね。沙織もアイツと兄妹なんだよね」

何でこんなに自分が優しくなれるのかは分からないが、沙織と一緒にいると優しくなれる。僕の心も少し大人になれるように、章介と沙織が兄妹であることを認めなければならない。

次の日も、家に帰ると章介はいた。僕はさすがに三人で仲良く話すのは無理だった。いくら沙織が傍にいても、章介と仲良く話しているのを見ると全力で止めたくなり、沙織にまた惨めな姿を見せてしまうと思ったからだ。こんなに自分の嫉妬心を恨んだことはなかった。兄妹だから大丈夫、沙織は僕のことが好きだから大丈夫、そう言い聞かせてきた。

いつの間にか、章介は毎日のように家に来ていた。僕は日が経つにつれて、なんだかこっちが本当の夫婦のように思えてきた。でもどうして幸せになりたいだけなのに、こんな辛い思いをしなければならないのか。もう考えたくもなかった。

次の日の仕事の帰り、とうとう目撃してしまった。沙織と章介が手を繋いで歩いているじゃないか。なぜかはわからないが、もう僕は驚くこともなかった。でも、家には帰らなかった。帰らなかったというより、帰れなかったという表現の方が適切なのかもしれない。

僕はその夜、家からずっと離れたところにある飲屋で、慣れないお酒を飲んでいた。お酒の力を使えばどうにかなると思い、一人で飲み続けた。すると、後ろから女性が話しかけてきた。

「田上さん、一緒に飲んでも良いですか。」

話しかけてきたのは、現在僕が担当しているラジオ番組のパーソナリティを務めているタレントの斉木尚子だった。僕が結婚するまで、僕のことが好きだという噂があった。しかし僕は、それを他の人に言われても彼女に目もくれなかった。沙織のことが大好きだったからだ。でも今見てみると、彼女も案外可愛い人じゃないか。

「どうしたんですか、そんなに飲んで。田上さんらしくないですよ」

そんなことを言われると、自分の現状を全て話してしまった。カッコ悪い姿でも良いから、とにかくこの辛さを誰かに伝えたかった。同情してほしかった。聞いてほしかった。全てを話すと、彼女は不機嫌そうに聞いた。

「何でそんな女と結婚したんですか?」

僕は急に聞かれると、返答に困った。

「何でだろうね。まぁ、こんなに辛い思いをさせるなんて、思ってなかったからね」

斉木さんは、納得のいかない顔をしながら自分の意見を述べた。

「やっぱり私は、そんな女との結婚は認めません。私は田上さんのことが好きなのに、田上さんと結婚できなくて、他の男に惚れている女が結婚できるなんて酷いです。なんなら、私と結婚して下さいよ」

お酒の力もあるのか、今、彼女は僕にプロポーズをしている。まぁ、冗談のつもりだろうが、僕は心から嬉しかった。

「ありがとう、でも、兄妹なのに嫉妬する俺が間違えてるんだよ。しかも、兄貴の方が面白いって妻が思うんだから仕方ないよね。」

「そんなことないです。普通兄妹で手を繋ぐなんて有り得ないですよ。それに、田上さんより面白い人なんてそんなにいませんよ。っていうか、私だって田上さんに嫉妬されてみたいよ。」

最後の言葉は心からの思いだったのか、普段僕に使っている敬語を使えていない。斉木さんは本当の僕のことが好きみたいだ。こんなに女性に褒められたことのない僕は、少し気持ちが揺れていた。

次の日から、僕は前向きに生きることを決めた。昨日あんなに自分が褒められたのなら、沙織からまだ愛される可能性だってあるじゃないか。僕は沙織に好きになってもらうために、必死に自分をアピールし続けた。しかし、そんな日々の中で本音もこぼしてしまった。

「なぁ、やっぱり章介と仲良くするのはやめてくれないか。もう耐えられないよ」

沙織は少し困った表情をして答えた。

「でも、章介さんって面白いよ。昨日も一緒に遊んだんだけど」

その後の言葉は耳に入らなかった。もう聞きたくなかった。沙織の幸せそうな顔を目の前に、自分がどんな悲しい顔をしてるのかを考えたら、惨めな気持ちに襲われていった。

「でもアイツは犯罪者なんだよ。いつも弱い立場の人間を脅していた。女なんて、アイツの一番の標的なんだよ!」

僕は強い口調で浴びせた。やっぱり、沙織にはわかってほしい。そして、これでも伝わらなかったら、もう諦めようと思っていた。

「最低。何で弟のアンタがそんなこと言うの。弟が一番章介さんを分かってるんじゃないの。章介さんに比べたら、アンタなんて全然面白くないし、カッコよくもないんだよ」

沙織の口調は、僕の口調なんかとは比べものにならなかった。僕のことでこれほど怒ったことは、なかっただろう。その言葉に対して、僕は何も言えなかった。そして、完全にこれで終わった気がした。

ついに、僕は家に本当に帰らなくなった。もう、沙織のことは諦めている。沙織のことを簡単に忘れられないと思うが、僕は新しい恋人をつくることにした。それは、斉木さんだ。これから共に人生を歩むと、僕は心から決断した。沙織との時間も、とても楽しかったが、別に僕の人生は、沙織じゃなくたって良いじゃないか。斉木さんと仲良くなってから1年たって、そう確信した。

あの時、僕が家を出て行って以来、沙織とは会っていない。そのため、僕は未だに沙織との離婚が成立していない。斉木さんと籍を入れたくても、入れられなかった。僕は沙織に会いたくないが、会わなければならない。離婚を成立させないと、次に進めないからだ。どうしようか迷っている時、携帯が鳴った。沙織からだった。僕は久しぶりに沙織の声を聞いた。内容は明日会って話がしたいとのことだった。沙織も多分同じような用件で、会いたいのだろう。その乾ききった声の会いたいは、僕には少し寂しく思えた。でも、明日で本当に最後だ。僕らは別々の道を歩んでいく。あえて結婚指輪をつけて行こう。

待ち合わせ場所は沙織が決めた。夜景が綺麗な公園だ。何でこんなにロマンチックな場所なのだろう。その理由は分からないが、僕はそこに到着した。沙織は既に来ていて、以前と変わらない笑顔で僕を迎えた。

「最後のデートをしようよ。あの時みたいに楽しく喋ろう。悲しい気持ちでお別れしないでおこう」

僕は納得した。そして久しぶりに沙織とたくさん喋った。なぜかは分からないが、沙織と喋ると何でも忘れきれた。今だってそうだ。これを一生続ける気でいたのに、まさか章介に邪魔されるとは。まぁ、アイツのことは今は考えないでおこう。公園から見える街の外灯も次々と消えていった。

「沙織。そろそろ本当のお別れをしよう」

僕は沙織にそう告げた。沙織からの返答はなかった。急に寂しくなったのかもしれない。

「やっぱりさ、お別れできないよ」

沙織は涙を流しながら、そう呟いた。それは思ってもいない言葉だった。

「ちょっと待てよ。俺は結婚したいと思う人がいるんだ。沙織だってそうでしょ」

僕はなるべく温厚な口調で言ったが、沙織の涙は流れ続けている。

「私だって別れるつもりで来たよ。でも、晴希じゃないとダメなんだよ」

沙織は号泣しながら僕に言った。こんな状況になって初めて言うなんて、沙織は卑怯だ。これで僕の意思を変えなかったら、僕が悪者みたいじゃないか。

「そんなの言われたって、俺の意志は変わらない。俺だって好きだった。でも沙織はそうじゃなかった。あの時さ、もう耐えられなかったんだ。アイツに大切な人を奪われて、初めて分かったんだ。自分がこんなにつまらないこと。沙織を振り向かせようと考えたこともあったけど、でもそんな必要なかった。他にも人はいっぱいいるんだ。他の人に面白いとか言われたり、好きな気持ちを表されたら、もうそこに転がりこんでしまって、抜け出せなくなってしまったんだ。沙織のことを好きになろうと頑張ろうと思っても、身体が動かないんだよ。楽な方向に体は動いてしまうんだよ。そして今、俺は幸せなんだ」

初めてこんな感情的になった。自分の中にあるモヤモヤが少しずつ消えていく気がした。

「違う。晴希は何も悪くない。私が一番悪いんだ。正直あの時は、章介さんの方がカッコ良いだとか面白いだとか思っていた。でも、何か変なんだよね。なぜか楽しくなくなって、どんどん疲れてきて急に悲しくなったんだ。面白いってこういうことじゃない。カッコ良いってこういうことじゃない、好きな気持ちってこんなものじゃないって、晴希を失って初めて気づいたんだ。私は章介さんの魔法にかけられていたんだよ。やっぱり晴希が一番好きなんだよ」

沙織は泣きながら僕に抱きついてきた。沙織が自分から抱きついてくるなんて、相当僕のことが恋しいのだろう。僕の気持ちは一瞬惑わされた。ただ、惑わされただけだった。

「離せよ」

僕は大きな声で沙織を怒鳴り、その体をふり解いた。

「もう、泣きつかれてもどうにもならないんだよ。あの時の俺の気持ちが分かるか。それを魔法が解けたからと言って、もう一度愛してくれなんてよく言ったな。失って初めて気づいたのかもしれないけど、だからって失ったものは帰ってこないんだ。失くした物は失くしたままなんだよ。いくら願っても、いくら泣いても仕方ない。大切にしなかったのは誰なんだよ」

沙織は泣き崩れた。もう二度と立ち上がれないくらい泣いている。僕の罵声にいろんな思いが込められている分、衝撃も大きかったのだろう。僕はもうこれ以上、沙織を見てられなかった。僕は車に乗り、その場をあとにした。沙織を置き去りにして。

 あれから一ヵ月後、僕は沙織を気にしなくなった。自分のことに集中できた。そんな時、携帯に着信があった。沙織からだった。僕が電話に出ると、沙織は明るい口調で喋った。

「そういえば、この前会った時ごめんね。離婚届にサインしてないよね」

「うん。もうどうして良いか分からなくなって、帰っちゃった。こっちこそごめん」

「別にいいよ。この前サインできなかったから、今日家に来れない?」

「分かった。じゃあ、9時ごろに来るよ」

そう言って僕は電話を切った。沙織の気持ちも整理できてるみたいだ。僕はその夜、以前僕らが住んでいた自宅へ向かった。ドアの前に立ち鍵を握ると、以前の記憶が甦る。このドアを開けば、いつも幸せが待っていた。毎日わくわくしていた。章介が現れてからは、全くわくわくしていなかったが、それでも沙織の顔を見れて幸せだったのかもしれない。そんなことを思いながらドアを開けた。沙織は以前のように迎えに来なかった。僕は勝手に入っていった。

「おい。沙織?」

僕が呼んでも返事は返ってこなかった。いないのかもしれない。僕は久しぶりに自宅を懐かしんだ。台所やリビング、あらゆる場所を一人で歩き回った。そして、寝室も覗いてみた。あの時のままなのかを気になって。その寝室の奥のほうで、何かが吊らされているのに気づいた。電気をつけると、沙織が首を吊っているのを見つけた。

「沙織。何してんだ」

僕は慌てて紐を解いたが、沙織は息をしていなかった。

「何でこんなことするんだよ!!」

僕は涙を流して叫んだ。これまで出したことのない大きな声で。抱き抱えた沙織の顔を、涙で上手に見ることができなかった。そして、今になって思い出している。あの時、僕が沙織に浴びせた罵声を。僕があんなことを言わなければ、沙織は死んでいなかったかもしれない。そこに一枚の紙があるのに僕は気づいた。離婚届だった。よく見ると、妻になる人のいろんな欄に、大きくはみだした文字で僕へ宛てた遺言が書かれていた。

「田上晴希のことが、私は誰よりも好きです」

たったこれだけのメッセージだった。こんな僕のことが沙織は死ぬほど好きだったのだ。でも、本当に死んでどうするんだよ。僕はその離婚届を涙で濡らした。もう二度と、あの時に戻れないという現実を、どれだけ嘆いても沙織は戻ってこない。

「失くした物は失くしたままなんだよ。いくら願っても、いくら泣いても仕方ない。大切にしなかったのは誰なんだよ!」

あの時の沙織への怒りが、今自分に全て返ってきた。本当に亡くしたものは、亡くしたままなんだ。僕は痛感した。そして、沙織の遺した遺言に返事を書いた。

「田上沙織のことが、僕は誰よりも好きです」

何だか、死んでいるはずの沙織の顔が、少しだけ笑っているように見えた。死ぬほど愛してくれた沙織に、お返しをしないと。


「田上沙織。享年二十九歳。死因は首吊りによる自殺だ。事件性は全くない」

声を色で例えるなら、完全に黒としか例えきれない。男性の声は悪の魂のようだった。

「田上さん、何でそんなことが分かるんですか。さすがベテラン犯罪者」

部下は先輩を褒めている。先輩は笑いながら言った。

「俺には分かるさ。人の命は軽いもんだな。そして、田上晴希。享年二十九歳。死因は首吊りによる自殺だ」

「田上さん、それしか言ってないじゃないですか。適当言ってるんじゃないですか」

「そんなことねぇよ。バカかお前は」

「すいません。でも何で名前まで知ってるんですか」

先輩は少し間をおいて言った。

「だって、俺の弟と妹だからな」

「えっ、そうなんですか」

部下はかなり驚いていた。

「本当に馬鹿だ。こいつらは。一体全体何を考えてるんだ。残念だぜ。こいつらのお金で生活していたようなもんなのにな。まぁ、馬鹿な弟と妹を持った俺の運命か」

章介の笑い声は、その部屋に響き渡った。

面白いと感じてくれた方、よろしければサポートお願いします。純粋に僕が嬉しいだけでなく、もっと量が多く、もっと高品質な作家活動ができます。どうぞ、よろしくお願いします!