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悩めるものは、人生を楽しませる力を秘めている。

人間だれしも、悩むことがあります。

特に仕事や人間関係というのは、悩もうと思えば、いつでもどこまでも悩むことができます。

僕も、自分が嫌になるほど悩むことが、たまにありますし、ちょっとした反省や愚痴なら、常に引き出せると自負しています。

それなのに、仕事や人間関係で悩む人と、落ち込まない人がいます。

もちろん、その人がそれで良いなら、全く問題ありませんし、愚痴や不満や反省もないのなら、それはそれで素晴らしいと思います。

ただ、愚痴や不満や反省もない状態は、そのことに完全に興味がなくならない限り、起こらないと思うのです。

僕は、愚痴や不満や反省もない仕事をやり続けたことがありますし、愚痴や不満や反省もない人間関係も築いたことがあります。

別にそれは、楽な仕事でもないし、都合のいい人間関係でもありませんでした。

ただただ、あってもなくてもいいような時間が、ひたすらに流れていくのを感じました。

そのことを思い出しても、何も改善する気はないし、愚痴や不満を言うほど一所懸命になっているわけでもない。

時間が失われているような感覚で、1日1日を過ごしていました。

やる気のない仕事をしていた時、周りの人たちが愚痴や不満を言っているのを聞いて、心から羨ましく感じました。

その人たちは、「いい仕事がしたい」という気持ちを互いに持っているからこそ、愚痴や不満がそれぞれ出るし、さらに改善もしていけば、もっともっと目標に近づいて、楽しいことでしょう。

僕も、その輪の中に入りたかったのですが、どうしても仕事の愚痴が思いつかないし、仕事のことを思い出すのも嫌だったので、その仕事をやっているときは、誰とも仲良くなれませんでした。

もしかしたら、愚痴や不満を言いながらも自分の反省をしている人は、自分だけクヨクヨ悩んでいて、ちょっと嫌になるときがあるかもしれません。

しかし、それは仕事や人間関係を楽しもうとしている証拠です。

同じような目的を持っている人なら、気持ちは伝わるでしょうし、悩んでいたことが悩まなくなれば、気持ちは晴れやかになるでしょう。

少なくとも、仕事や人間関係に対して「無」の人よりは、充実した人生が送れるようになるはずです。

落ち込めるものは、僕らを楽しませる力を秘めているのです。

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