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思い込みの力は、人を壊し、人を生かす。

僕らは生きているなかで、現実のことを、実際の事実よりも大げさに捉えてしまうことがあります。

日々慣れている仕事でも、手をつけるまでは、「うわぁー。嫌だな。面倒くさいなぁー」と思ってしまい、朝起きるのも嫌になってしまうことも少なくありません。

実際にやってみたら、案外良いことが起きたり、上手く進んだりしても、ほとんどの人が仕事の前は、大げさにネガティブなイメージを持つでしょう。

休みの日に比べたら、自分の体への負担が多いのは確かなので、ある程度は「面倒くさいこと」と思い込んでも仕方がないのですが、あまりにもネガティブに捉えすぎてしまうと、本当に仕事が嫌いになってしまいます。

仕事の面倒くさいところ、嫌なところを想像しようと思えば、いくらでもできます。

会社に行くことも、そのための準備も、人と関わるのも、残業するのも、体力が失われていくことは確かなことなので、全部全部、想像するだけで嫌な気持ちになります。

その考え方は、やがて自分の私生活へも影響していき、友達と遊ぶのも、外食するのも、夢に向かって行動するのも、面倒くさくなってきます。

何かをネガティブに思い込んでしまうクセは、簡単に自分の人生を壊すことができるのです。

僕も、元来のネガティブさがいろんなことに影響してしまって、ときどきネガティブな感情で八方塞がりになってしまいます。

しかし、ごくまれに、全く逆になることもあります。

それは、全てをポジティブに思い込んだ場合です。

1つのことが思い通りに行くと、他のことも思い通りに行くんじゃないかと考え、仕事も遊びもプラスに考えることがあります。

そうなったら、生きていることが楽しくて楽しくて仕方ありません。

何でもできそうな気がして、いろんなことに果敢にチャレンジしたくなります。

体は疲れていても、楽しい気持ちが体には残っていて、自分の力をどんどん出したくなってしまいます。

逆に、何かをポジティブに思い込んでしまうクセは、自分を生かす人生を過ごさせてくれるのです。

ポジティブ思考というのは、生きる力を形成するのに欠かせないのです。

とはいっても、人生は、良いことばかり起きるわけではありません。

だからこそ大事なのは、「思い込み」を自覚することです。

何か良いことが起きたとき、何か悪いことが起きたとき、過大に評価しすぎていないかを考える必要があります。

事実は変わらなくても、「思い込み」なら、いくらでもコントロールできます。

ネガティブな性格を無理にポジティブに変えるのではなく、事実を正確に捉えようとすれば、無駄にネガティブにならなくて済みます。

「“面倒くさい”って言っているけど、あの時やっていた仕事に比べたら、そうでもなくないか? それでお金もらえるなら良くないか?」

こんなふうに正確に捉えようとすれば、ある程度、客観的になります。

その上で、「嫌だと思うのか、良い面があると考えるのか」という感情の選択をすればいいのです。

ポジティブな感情を選べるなら、そっちを選んだ方が生きやすくなるに決まっています。

感情が膨らむ前に、客観的になって感情を選べば、自分を壊さずに生かすことができます。

思い込みの力は、そのぐらい大きなものなんです。

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