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「疲れ」と「悩み」の交差点に立つ。

大人になると、「疲れ」と「悩み」が同時に襲ってくることがあります。

「疲れ」は、心や体を休めることで回復するもので、「悩み」は、何かしらの打開策を打ちだして解決するものです。

僕は、気分が晴れないとき、「疲れ」と「悩み」を混同してしまい、対処法を間違えてしまうことがあります。

何かの悩みを解決したいのに、肉体を休めるためにダラダラと過ごしてしまい、結局気分が晴れないこともよくあります。

そうして回復しないまま、また忙しい日々に戻るのは、自分にとって何もよくありません。

なので、なんとなく気分が晴れないときは、その原因を突き止める責務があると思います。

自分の気分が下がっている原因をなるべく具体的に突き止めて、その時の自分に応じて、適切に対処することで、「疲れ」と「悩み」の流れを緩やかにしてあげる必要があります。

疲れと悩みには、それぞれ2種類あって、「体の疲れ」、「心の疲れ」、「体の悩み」、「心の悩み」が存在します。

体が疲れているなら、睡眠をとれば治りますし、体が痛くて悩んでいるなら、何かしらの施術を受けたら治ります。

心が疲れているなら、仕事とかけ離れた好きなことをやれば治りますし、心が何かに対して悩んでいるなら、紙に書き出して打開策を打ち出して実行すれば治ります。

ただ、治ったからといって、“一生治りっぱなし”なんてことはありません。

必ずまたどこかで疲れるし、何かで悩んでしまうのが大人です。

僕はこれまで、「疲れ」や「悩み」を完全に消したいと思って、生きてきました。「疲れない○○」、「悩みがなくなる○○」と書かれた本は、だいたい読んできました。

しかし、一生懸命に働いている以上、「疲れ」や「悩み」から逃れることなんてできません。

本気出してやっているから疲れますし、何かしらの結果を出したいと思うから悩むんです。

ただ、「疲れ」と「悩み」が渋滞していると、自分が保てなくなるので、時々は、その交差点の真ん中に自分が立って、二つの流れを整理するべきなんです。

人間は、一生疲れて一生悩む生き物なので、自分で自分を大事にする習慣がないと、僕らはいつか「疲れ」と「悩み」に襲われっぱなしになるかもしれません。

「疲れ」と「悩み」は、頑張った分だけやってきます。

渋滞気味になってきたと感じたら、早めに交差点に向かいたいと思います。

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