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友達の恋人とは、ライバル関係がいい。

僕は、友達関係を続けるために、ずっと大事にしている持論があります。

それは、友達の恋人と仲良くならないことです。

友達の中には、恋人を紹介したがるヤツもいますし、実際に紹介されたこともありました。学生時代なら、同じクラスに友達の恋人がいることもありました。

ただ、それでも仲良くしようとしませんでした。

その理由は、友達に辛い思いをさせたくないからです。友達の恋人と仲良くなることで起こる辛いことには、2つのパターンがあると考えています。

まずは、『嫉妬』です。

自分の恋人が他の男と楽しそうに喋っているのは、絶対に辛いことです。中には、「全然平気だよ!」と強がる人もいますが、僕はその言葉すらも信じていません。

だって、友達と仲良くされるなんて最悪です。友達だからこそ、そいつの良いところやすごいところも、よくわかっています。その分、自分が劣っているように見えやすいでしょう。

そんなことで、友達に辛い思いをさせてしまう可能性があるのなら、その芽を潰していった方が良いです。

一応、男女ですから、仲良くなりすぎると本当に略奪してしまうことだってあり得ます。

そしてもう一つは、『味方になれないこと』です。

友達の恋人と仲良くなってしまうと、二人の間で亀裂が入った場合、どちらの肩を持つのかで問題になります。

そんな時に、友達の恋人と仲良くなっていると、その人の言い分も聞きますし、場合によっては、友達やその恋人に感情を含んで発言することもあるでしょう。

僕は、それが良くないことだと思っています。

友達は、恋人の愚痴が言いたくて僕と話していたりするのに、その言葉すらも僕が受け入れなかったら、友達の居場所はどこにあるのでしょうか?

そんな時に僕は、完全に友達の味方になりたいです。

どちらが悪いとかは、どうだっていいんです。一番大事なのは、逃げ場所を作ることです。

これは逆にも言えることで、僕と友達に亀裂が入った場合、友達の恋人が僕の肩を持つと、友達には居場所がありません。

その時に、自分の目線で話を聞いてくれる人がいることで、精神的な安定が保たれます。

感情でもみくちゃになった後、冷静で客観的な意見を言うことで、問題の本質が見えてきて、関係性も悪化しにくくなります。

こうして僕は、友達と長い付き合いを続けてきました。僕の友達は、浅くても5年以上の親交歴を持っている人で構成されています。恋人と長続きしている人も多いです。

僕は、友達が好きな人だからと言って、自分が好きになる必要はないと思っています。

僕の前で恋人の話をして、恋人の前で僕の話をしてもらうのが、一番良い関係性です。

いっぺんにしないことで、話すネタが尽きにくくなりますし、楽しみが2倍になって執着を生みにくくなります。

友達の恋人からすれば、自分との時間を奪う僕はライバルですし、僕からすれば、友達との時間を奪う恋人はライバルです。

友達は、僕に会っているせいで、恋人との時間を作れていないでしょうし、恋人に会っているせいで、僕との時間も作れていないでしょう。

しかし、友達の立場になってみれば、どちらも楽しい時間です。

どちらかでしか作れない笑いや癒しを堪能し続けて、より良い人生を楽しむことができます。

それなら僕は、彼女たちと永遠のライバルとして戦います(笑)。

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