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帰ってく移住者に共通するもの

私は田舎に移住して5年目です。

移住を希望して来てはみたけれど、1、2年で帰っていく人を沢山見てきました。
そして、いつも彼らの悩み相談に乗っていました。
(移住者の先輩として相談されやすい)

今回はよくある帰っていく移住者の特徴と、彼らがどのように帰っていったかを書いていきたいと思います。
また、それに伴うアドバイスもできたらなと思っています。

以下は私の身近で起きたこと(西日本)なので、特に季節などはどの町にも該当するかわかりませんが、参考にして頂けたら幸いです。

帰っていく移住者の特徴

春や秋にだけ訪れて決める

「自然があって、静か!星が綺麗!素敵!私、ここに決めます!虫がいても寒くても全然大丈夫ですよ~!」

春や秋しか体感していないのに決めちゃうパターンです。
このパターン、めちゃくちゃ多いんです。

夏の虫の数は半端じゃありません。
室内では共に暮らすようなもんです。
古民家は隙間だらけですから、どんどん入ってきます。
室内にはネズミだって、屋根裏にはハクビシンだって入ってきますよ。
平気でおしっこして天井から降って来ることもありますよ。
セミの声の激しさは都会の比じゃありません。
朝4時からカラスや猿が鳴きます。
夜は熊やイノシシが出るので車でしか外出できません。

冬はうちのほうはあまり雪が降らない方ではありますが、それでも-4度にはなります。
水道管凍結のために早い時間から水抜きをしています。
それでもうちの水道管は毎年破裂しています。
早いと15時には凍ります。

対策:8月・1月にも訪れる

移住先は即決せず、複数個所を年単位で見比べるべきだと思います。
うちの地域で移住して長い人は大体このパターンですね。

他の地域で虫大丈夫!と思っても、種類も違うので、生理的に受け付けない虫もいるかもしれません。
動物によってはアレルギーも出るかもしれません。

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