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【ご来訪】月読さんから天照の領域に [+コトタマ学的解説]

今回お越しくださったのは都内在住の治療家さん。


静岡駅に降り立ったのは初めてとのことで、

「はじめに目に入ったのが紀ノ国屋!静岡情緒を感じたかったのに〜」が開口一番のお言葉でした。(笑)


その日は、
最近の春日和から一転してあいにくの雨模様。

薄着で出かけてしまった私は「さむ〜」。


それに反応してくださり、
「いつも持っているから…軽くてすごく温かいのよ〜」とバッグの中から何かをさっとだされ、
(薄くて軽いので入っているとは気づきませんでした)

「ご本人に言うのも変な話だけどね」と笑って、
「なつかしいでしょう〜」とそれを貸してくださいました。


受け取ってみると見覚えが!?

それが画像のカシミヤストールで、織り人としての私の作です。(笑)


かれこれ3年ぶりくらいのご対面。
自分用はいつも使っていますが我が手を離れたものを使わせていただくのはまったくの別感覚で、素材感や触感また経年変化を客観的に体感させていただけたことは有り難かったですね。


思わぬ出来事に私があまりにも感動していたので、「お役に立ててよかった〜」とまたキャッキャッ。


昼食のために入ったカフェで2人、
脳天気なひとときでした。(笑)


その彼女はとても天然で多才な方。
一般常識にとらわれることも少なく、そこそこ生活を謳歌してきたそうです。


そんな彼女でもコトタマ学に出合ったときは、
内容が分かってのことではなかったそうですが、
何とも気持ちが落ちついたとのことでした。

みなさまの中にも、
同じような感覚を得た方がいらっしゃるのではないでしょうか?

この機会にそれがどのようなことなのか、
コトタマ学の観点から少しお話を。


人の心(精神)は「実体」がありまして、
それがコトタマと名づけられているもの。
(そのことを扱っているのがコトタマ学)


「心は実際つかめるもので、法則があります」


ですが一般的にはそのことを知らず、つかみどころがないものと思われています。

また心に精通している方々でも、感じるにとどまり実体をつかむにはいたっておりません。

ですので現代人は心に振りまわされやすく、迷いや悩みが身近となる傾向にあるんですね。


それらの状態で、
コトタマやコトタマ学の情報に出合い(知り)ますと、

心の本質に触れることになり、
実体があることが感じられたり知ることができ、

喜び、安心感、希望… 

その方なりの反応がおこったりします。

ただどなたもという訳ではなく、
その時がその方タイミングだったらですけどね。


・・・そんな感じです。


あわせて、
コトタマ学で使われる心の立場や社会的な立場に対する形容・概念的表現をお伝えしておきますね。
(原理そのものの説明ではありませんのでお間違えなく)

・「タカマハラ(高天原)」
コトタマを認識した心の立場
(自覚はできていない学びの段階もふくむ)

・「ヨモツ」
コトタマをまったく意識しない心の立場や社会
(多くの方が該当)

ーーー
・「天照大御神」
コトタマによって実相が捉えられ、人に与えられた心のすべてを知り尽くした立場

・「月読の命」
心を感じ意識している方
(コトタマとしてではない)

・「須佐男の命」
現象ばかりに意識が向いている方
(心は置き去り)


天照…日(太陽)の明かりでみることはすべてが正確で確実に捉えられるのに対して、同じものをみても月読…月では暗く薄ぼんやりでそのものとはいえず確実性に欠ける。

具体名として的を得ていますね。


これらは例え話などで使われていますので目や耳にすることがあるかもしれません。よろしければその時のご参考になさってくださいませ。


カフェからイナカの家に場所をかえ、
心のお話も満たされてきたので、


今度は彼女の専門の身体ごとを寝たり起きたりゴロゴロ、実践を交えいろいろ教えていただきました。


教えてくださるその様子はとても楽しそうで、
「ね、やるの楽しいでしょ〜」と同意を求められたので、

すかさず、
「やってもらうのは気持ちいいけど、やるのは面倒くさい」「やっぱり私の専門は心だわ」と。(笑)


ひとつのことに熱中するところは共通なのですが、それぞれに与えられた分野があることをしみじみ感じました。


あ!?
彼女は治療家さんですが、もちろん現在タカマハラで天照大御神を目指し中ですよ。コトタマ学に出合うまではヨモツで月読命でしたけどね。(笑)


「これから取り組むことが明確になったからやってみまーす」と、うれしそうにお帰りになりました。


私も、
もう少し身体に意識を向けてあげなければと、
いつも思うんですけどね〜 (笑)

なかなか…です。(汗)


ではでは、またね。

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