【ライフハック】不用品・スクラップの買取【金属ゴミ】
経営戦略コンサルタントのちょーすです。
家庭から出るゴミや不用品で、処分にお金が掛かるものがありますが、物によってはお金が掛からないで回収してもらえる物やむしろ買取してもらえる物があります。
あまり口外しないようになっているのか、知らない方も多いようなのでまとめてみました。
資源ゴミの買取
本来の役割が達成できる物であれば、フリーマーケット等で次の持主を探すことが出来ますが、不動品であっても資源として買取して貰えます。
資源としての買取となるため、買取価格も為替や原材料単価、景気等に左右されます。
基本的には自宅等まで回収しに来てくれる業者で、適正な価格で買取してくれる良い業者はありませんので、注意して下さい。
理由は回収に掛かる人件費やガソリン代等のコストを考えると、そのために人を雇うと赤字になってしまうためです。
中には「便利な出張買取」を謳っている業者もあるようですが、実際には現地まで来て「値段が付かない」等と言って無料引取となったり、酷い業者だと何かと理由を付けて有料引取となるケースがあるようです。
過去には段ボール等の古紙もまとまった量であれば買取ってもらえる時代もあったようですが、今は無料引取がベースとなっており、自治体によっては回収ステーションまで持ってくれば無料回収となります。
金属ゴミ
まず金属ゴミは金属の種類によって、価格は変わりますが、比較的高額な単価となります。
電線等は銅が含まれるので、高額で買取られるのはご存知の方も多いかと思いますが、まとまった量が必要で1キロ単位での買取となるので、一般家庭では難しいかと思いますが、自宅を自分で解体される方等は頭の片隅に置いておいても良いかも知れません。
バッテリー(鉛)
車や自転車、PCのバッテリーには鉛が入っているため、1キロ15円程度で買取となります。
バッテリー1つが大体10〜20キロ程なので、200円程度の買取価格となります。
自転車(鉄・アルミ)
自転車は鉄やアルミが含まれているので、1台で1,000円程度での買取となります。
家電(雑品)
家電リサイクル法で定められたテレビ、洗濯機、冷蔵庫、家庭用エアコン等の特定家庭用機器廃棄物は買取してもらえませんが、それ以外の家電は買取があり、1キロ10円程度です。
ちなみに特定家庭用機器廃棄物については、リサイクル料金(990円~6,200円)を支払い、家電量販店や指定引取場所で回収してもらう必要があります。
その家電がまだ動く状態であれば、欲しいという方に販売したり譲ったりした方が良いです。
金属ゴミ以外
古紙・段ボール
こちらは前書きでも触れていますが、元々は多少の値段(1キロ2円程度)が付いていた時代もありましたが、現在はほぼ買取価格は付きません。
またその時代でも数100キロ以上がまとまらないと値段が付かず、もし200キロ集めたとしても1,000円にもならないくらいですので、一般家庭でその量を保管するのは難しいので、小分けに処分した方が良いかと思います。
まとめ
携帯電話等の小型家電に使われている充電式電池についても、資源有効利用促進法で自主回収と再資源化(リサイクル)が義務付けられています。
こちらは店舗や自治体に設置されている回収ボックスにより処分する必要があります。
本来であれば、レアメタル等は買取されそうと思ったのですが、法律によってリサイクルが義務化されていることで買取ではなく、回収となる個人的には逆転現象と感じるような状態となっています。
今回まとめたのは、あくまで元々の目的としての機能が無くなったゴミを原料化する取扱となり、まだ目的・役割が果たせる物についてはリユースについてはこちらではなく、リサイクルショップやフリーマーケット等で次の持主を探してあげることをオススメします。
意外と様々な物がお金を払って捨てることなく、むしろお金が貰えるのであれば、存在価値を見出してあげられていると見做せるのでは無いでしょうか。
多少、経済的な目的があったとしても、その物に対しての次の生き方を考えて、それが誰かの為になる(価値が付く)ことになれば、往生と思います。
やはり不用品やゴミを如何に価値を見出して、次の使い道を用意してあげることが、現在の所有者としての最後の仕事・責任だと思い、個人的にはそうありたいと考え、行動するようにします。