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【採用担当が考えてみた】良い採用とはなにか


正直、こんなに長期間、

就職活動に携わることになるなんて思っていませんでした。


大学3年生の春から就活をはじめ、

大学4年生では就活支援団体で活動し、

社会人1年目は採用担当。


早いものでもう3年間、毎年立場を変えながら、

就職活動というものに携わってきました。


今年1年間採用担当をしていて、

何度も自分に問うたのは、

・目の前の学生にとって自社に入ることがベストな選択か?

・目の前の学生を採用することが、会社の事業発展・ビジョン実現にとってベストな選択か?

ということ。


そもそも、なぜ採用活動をするのか?

もちろん会社が人が欲しいからです。それはそうです。


私は、もっと本質的な意味としては、個人×組織のWin-Winを実現するためだと思います。

自社のリソースを使って目の前の学生の人生に貢献する。

そして、目の前の学生の力を借りて会社が社会に貢献する。

自社に入る/入れることが、長期的客観的に見たときに、双方にとってよいのであれば採用すべきだし、そうでないのなら採用すべきではない。

それこそが良い採用だと思います。


では、採用すべき人材とそうではない人材とは何か。

【採用すべき人材】

能力が高く自社で活躍できる素質がある

かつ、

本人の願望や価値観が、自社の価値観・事業内容と合っている。



【採用すべきではない人材】

①能力は高いが、本人の願望は他社のほうが叶えられる(やりたいことが違う)

②能力は高いが、自社の価値観とは異なる価値観を持っている(大切にしているものが違う)

③価値観や願望は合っているが、能力が低く、自社での活躍が見込めない


つまり、採用すべきか否かは、「能力」と「願望・価値」の2点で決まると思います。


ここで大切なのは、「能力が高い」というのは、

「自社で活躍する能力が高い」という意味であること。

人それぞれに素晴らしいところがある。優劣もない。

だからこそ、本人の強みや良さを、100%、自社で生かすことができるのか?

あるいは他社のほうが良いのか?

それが「能力面でのマッチング」です。


そして、「願望・価値観が合う」というのは

自社が大切にしていることを大切にしていて、かつ目指している方向性が同じであることです。

アチーブメントであれば、上質の追求という企業理念に共感し、

すべての講座や教材の土台となっている基礎理論(選択理論心理学とアチーブメントテクノロジー)に共感し、

これらを普及することで、「豊かな社会」(個々の定義はバラバラでOK)をつくりたいと思っている人と一緒に働きたいわけです。


そして、「能力」にも「願望・価値観」にも正解はありません。

だからこそ、

企業も学生も、等身大で向き合うことが必要だと思っています。


なにが伝えたいかというと…

この時期は、「内定」という言葉に敏感になる就活生が増えてくる時期ですが、

内定をもらったから優秀、もらえていないから優秀ではない。

という話ではないわけですよね。


ぜひ、ご自身の「能力」と「願望・価値観」が合う会社を見つけてください。


応援しております。


私も、私の考える「良い採用」を行ってまいります。

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