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Webは仕事である。コンテンツは仕事である。

おかげさまでWebサイト制作を担当させて頂いた企業様は成果が出ています。別荘建築、機器メーカー、技術系メーカー、高価格キッチン商材など業種は様々です。

どの企業様もサイトリニューアル前と比べてWeb経由での問い合わせや受注が倍増していますが、お客様が倍増した訳ではないんですよね。

存在しないお客様を生み出す力なんてWebサイトにはない

ここが大事なポイントで。存在しないお客様を生み出す力なんてWebサイトにないし、魔法の杖もない。しかも、お客様に選ばれるかは企業の製品やサービス次第です。そこにすらWebサイトは寄与できない。

仕事とは「選ばれること。約束を守ること」だと思うようになったら、企業のWeb活用も同じだな…とあまり迷わなくなった。業務や企業活動の延長線上にWebがあるのだから考えれば当然の話で。

Webの領域で「誰に・なぜ・いつ・選ばれるのか?次のアクションは何か?」から逆算して考えるのがWeb設計になる。

Webは企業活動の延長線上であり、「選ばれること。約束を守ること」を原則とする場である。そう考えると分かりやすい。選ばれるのはWebではなくプロダクトやサービス。源泉はそれらがもつ「選ばれる理由」。

文字にすると当たり前なのに、サイト制作側はどうしてもWebを特別な物として捉えたくなる。もしくはWebにしか焦点を合わせなくなる。Webなんて企業活動の工程ではエントランスくらいなものなのに。全部を描いた気になるとチグハグになる。Webは玄関でしかないが、玄関には玄関の役割がある。顧客の業務工程の中でのWebの役割を捉えるのが大事。近視眼の罠に陥らないこと。ただ作らないこと。

仕事とは?企業にとってのWebとは?

Webが役に立てるのは「選んでくれるであろうお客様と会うための環境づくり」だと思っています。Webサイトが有する機能の最大長所はマッチングです。マッチングとは「出会いの最適化」とも言えます。

出会いの最適化

つまり、100人全員に愛されたいじゃないんですよね。10人でいいから「探してたのはこの会社/製品かも」と思ってくれる人と出会う。そのための手段がWebサイトで、そのための活動がWeb活用です。

そして、コンテンツは「出会いを最適化」するための手段であり、お客様との出会いの場です。だから、Webサイトリニューアル&Web活用で成果が出ている企業様はコンテンツの意味と価値を肌で感じてくださっています。事業会社にとってお客様との出会いの場を創出することはとても大切な仕事なので。

Webは仕事である。コンテンツは仕事である

だから、「Webは仕事である。コンテンツは仕事である」と毎日言い続けています。つまり、「会うべきお客様と会えるために仕事としてWebを活用する。Webは仕事である」ということです。そうですよね?

「Webは仕事である。コンテンツは仕事である」
地方中小企業の経営者やWeb担の皆様がそう思えたら最初の一歩だと思います。それまで言い続けます。笑


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