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コンテンツは水平展開できる。「コンテンツ納品」は終わりではなく、始まり。

ナノカラーのカワバタさんの『取材ライター募集』ツイートを見て、「おお、これは素晴らしいなあ」と思いました。

【取材ライター】
募集! 強引にSEO的にキーワードを盛込んだり、目的のないコメントバックはせず、最終的な編集や加筆は社内で実施します。
ライターさんに雑に丸投げせずお互いの負担を軽くしあって一緒にコンテンツが作りたいと思います。

ナノカラーではコンテンツのカケラがいっぱいあるのにコンテンツ化できてない…という課題があるので、多くの方からのご応募お待ちしています。

ナノカラーさんの資料を引用

https://twitter.com/nanocolorkwbt/status/1489797645044686851
https://twitter.com/nanocolorkwbt/status/1489797645044686851
https://twitter.com/nanocolorkwbt/status/1489797645044686851
https://twitter.com/nanocolorkwbt/status/1489797645044686851


本当に素晴らしい取り組みですよね。同じ課題を持つのに実行しない制作会社は多いはず。目的設定と実行力が流石です。

特に2枚目の資料にある「ライターさんに丸投げするのではなく、『記事制作の最初の素材制作をお願いしたい』というのが、今回の募集に至る背景です」という一文が素晴らしいと思います。
これはコンテンツの水平展開の価値を知っている人の視点です。


コンテンツはストック型の財産

自社を取材してコンテンツ化するライター募集 というナノカラーさんの方法論は地方BtoB企業こそトライした方がいいと思っています。それこそ、コンテンツ化できていない欠片ばかりだと思うので。

例えば、毎月20万円(記事2本)を1年契約で年240万円(記事24本)。これはストック型の財産になるのでお薦めです。

しかも、取材して書いてもらったWebコンテンツはそれだけで終わりません。 例えば、製造系BtoBで『技術開発について』の記事ができたら、下記にも応用できます。

『技術開発について』コンテンツの応用例
・Webのダウンロード資料
・営業時資料
・採用サイトに転用
・マイナビのコンテンツに転用
・You Tube動画の雛型に転用
・ニュースレターに転用


コンテンツは水平展開できる

コンテンツ制作に慣れていないと「1対1」の関係で考えがちですが、実は「1対N」で考えるべきです。
「コンテンツは水平展開できる」と知っている人ほど、その欠片を眠らせておけません。それは1ではなく10のバワーになるかもしれないので。だから、「年240万円で24本の記事」は企業にとってとてもお得な投資です。

ぼくから見たら、24本の記事は少なくとも50種のコンテンツまたはチャネルに見えます。ガッツがあれば100種です。コンテンツはオンライン企業活動の源泉です。その源泉を持っていなくては活動はほぼ生まれません。バットを持たずにバッターボックスに立つようなものです。

コンテンツは視点や思考の起点なので水平展開に最適です。でも、それに気づかず「納品=終わり」と思っている企業担当者は多いと思います。

「終わりじゃなくて始まりですよ。そこから何倍にも波及させるのがあなたの仕事だし腕の見せ所ですよ」という視点が、長野県企業に広まるといいなあ…と思っています。

取材ライター採用 / nanocolor



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ぼくが所属している株式会社JBNでは「BtoB企業への成果貢献」を目的とした戦略策定・Webサイト制作・Web運用支援・Webマーケティング支援を一気通貫で行なっています。

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稲田英資について

株式会社JBNで戦略策定とWebマーケティング支援を担当しています。
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