二年前に書いたブログを読み返してみる。(検索時代の終わりとは)
二年前に書いたブログを読み返したら面白かったので、noteにも再録してみます。
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二年前のブログ
元同僚からの急な質問
元同僚であり、今は『まぐ.NET』の代表であり、Webアクセシビリティにおける個人的メンターでもある松下まぐさんから、下記の問いが投げかけられました。
稲田からのお返事
唐突だなあ…
ということで、以下、松下さんへのお返事です。
テーマは『Googleの検索結果はつまらなくなったのか?』
「Googleの検索結果がつまらなくなった」というのは感情の話なので、同意も否定もあると思います。ぼくが印象的なのは 「検索の時代は終わりつつある」という指摘がネットで散見するようになったことです。
例えばけんすうさんのツイート
「検索の時代の終わり」については、湯川鶴章さんが十年前にすでに指摘していて驚きます。
ぼく個人でいえば「検索の時代は終わりつつある」というフレーズを見たときに、「あ、そうだろうな」と反射的に思ったことが重要で。
「実生活で感じているが、まだ言語化してないこと」ぼくは自身の反射的な同意はそのように捉えています。まず反射的な同意を信じる。ロジックはその後でいい。
ということで、ぼくは「検索の時代は終わりつつある」に反射的に同意している人間なのです。
そこから興味関心を推進力に読み散らかすことになるのですが。
「ブロックチェーンによる非中央集権型サービス」という未来予想も、ぼくは湯川鶴章さんの解説が読みやすいです。
ただ、「ブロックチェーンによる非中央集権型サービス」という未来予想だとあまりにも現在から遠いよ…というツッコミもあると思いますので、検索をめぐる「今」の変化としては次のように考えています。
検索の時代はすでに終わりつつある
検索で全てをやらなくていい
網のような各SNSも重要な流入チャネル
新しいコミュニケーションツールは今後も無数に登場する
検索は君臨していた「唯一無二」の座から降りる
検索は「重要な流入チャネルの一つ」という存在になる
かもしれない。と思っています。
まだ個人的な「かもしれない」という話ですが、「変化」は間違いなく起きるし、今も起きていると思っています。最近のぼくが注力しているSNS活用も、上記の「かもしれない」から考える取り組みの一つです。
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二年後の自分
再録は以上です。二年ぶりに読み返して、「まあ、そうだよね」と思いました。検索は唯一無二の存在ではありませんが、「重要な流入チャネルの一つ」という点ではまだまだ圧倒的な存在感です。SEOも超大事ですから。
というか、オンライン・オフラインの境界がなく『オムニチャネル』という状況がわざわざ指摘するまでもないくらい一般化した2年だったんだなあ…と改めて思いました。
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