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Webページの設計は「何を見せたいか」ではなく、「何を見たがっているか」で考える。

  • 人は興味のあるものしか見ない

  • 興味の有無を数秒で判断する

だからWebページを設計するときは「何を見せたいか」ではなく、「何を見たがっているか」で考えるべきで。それを見出しに落とし込んでいく。Webディレクターはユーザーの興味にそった文脈を見出しで作れないとダメだと思っています。

それはユーザーの気持ちを推理するのと近くて。ペルソナはそのために作るんですよね。彼らのインサイトにそって推理を働かせ、そのページでの経路とゴールを組み立てていく。サイトを公開したら自分の仮説があっていたかを検証し、改善していく。ペルソナはそのための仮説です。作って終わりじゃない。

なおかつ面白いのが、ユーザーは興味の有無を数秒で判断するのに(もちろん数秒で離脱もする)、日が経つと同じページにまた訪れる傾向があるんですよね。何度も訪れて半年後に問い合わせしてくれたり。つまり、Webコンテンツとは一発勝負であると同時に中長期的な醸成型でもある。それがWebのユニークな特徴だと思います。

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