「Webサイトは作って終わりではありません。公開してからが本番です」の補足説明。
「Webサイトは作って終わりではありません。公開してからが本番です」と日本中の制作会社が言うと思いますが、これだけだと説明不足なんですよね。特に製造系BtoBの中小企業においては。下記の補足が必要だと思っています。
前提
Webサイトは目的達成のための手段でありツール
営業強化や採用強化、業務効率化など目的は様々
課題
ツールを手に入れても使わなければ目的は達成されない(マッチョになる目的でダンベルを買っても使わなければムキムキにならない)
必要なこと
Web活用方法の習得
Web活用の実践
Webを育てる
事業にWebが貢献していない製造系BtoBの中小企業の場合、上記の3要素が無視されています。これを無視してWebをリニューアルしてもあまり効果は見込めません。
Web活用方法の習得とは
Webを使って営業強化したいなら「そのための方法論や考え方」を営業部や販促部が学ぶ必要があります。使い方を知らなかったら絵に描いた餅ですよね。
Web活用の実践とは
方法論や考え方を知っただけでは何も始まりません。実践して試行錯誤するから学びも深まるし、自分たちの知見になります。Web活用において「自分たちの勝ちパターン」を実践から見つけることはとても重要です。
Webを育てるとは
あまり言及されませんがWebとは育てるものです。成果が出ているWebサイトはリニューアル直後、1年後、2年後と時間と比例して集客力や問い合わせ数が増加します。これは「実践によりPDCAが回ること」「Webサイトは基本的にストック型であること」「ユーザーとの関係構築が深まること」などが総合的に影響するからです。
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「Webサイトは作って終わりではありません。公開してからが本番です」の補足説明としては以上になります。繰り返しますが、マッチョになる目的でダンベルを買っても使わなければムキムキになりません。つまり、Webとは「使うもの」なんですよね。手段であり道具です。
「Webサイトリニューアルしよう!」と複数社を呼んでデザインコンペをやったり、社長レビューであれこれ細かいことを承ったりするのもいいですが、それらは基本的にダンベルの色とか模様とかロゴを吟味しているのと同じです。やってもいいですが、それで別にムキムキになる訳ではありません。大切なのは「買ったら使うこと」です。そして、使うのはあなた自身です。誰かがやってくれる訳ではありません。ムキムキになりたいのはあなた自身なんだから。制作会社からアドバイスや支援は得られるかもしれませんが。
Webサイトをリニューアルしたけれど思ったような成果に繋がらない…とお悩みの製造系BtoBの中小企業様に届くといいなと思います。Webは道具です。使うのはあなたです。お試しください。
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