帰って来た日のこと(2018/7/1)
※この文章は2018年7月1日に書きました。noteに一本化するために記事を転載しています。
朝から涙をこらえる恋人だったひとに、つられて泣きそうになるのをこらえた。
逆の立場なら、私もそうなると思うと申し訳なかった。
笑わせたくて喜ばせるようなことを言っても、嘘になる気がして、全く関係ない話をし続けた。
彼はキャリーバッグを空港まで引いてくれた。
空港で彼が作った方が美味しいパスタを食べて、時間まで北ウイングから南ウイングを一往復した。
いつにもまして無愛想な言葉のやりと