【短歌】東京の思い出 3
※この記事は2013年10月にアメブロにて書きましたが、noteに一本化するためにこちらに持ってきました。
梅雨入りとホームシックはほぼ同時次の日やけに晴れていたけど
一言にまとめたくてもこぼれてく捨てたんじゃない置いてあるだけ
ジャケットを放ればシャツの白いこと背中の広さ見つめさせてよ
寂しさを最小限に出来そうな紙コップで飲むカルピスソーダ
メンバーの血液型を話してもなぜかお互い言い忘れてる
ケータイの点滅こわい少しでも特別だって信じたかった
空しさで掴んだ腕と言われても他の誰かで良いわけじゃない
暮れていく休憩室の窓際をストライプにする多くの背中
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