「戦(せん)と守(しゅ)」 「第2話」
ビシュ!!
野党の奇襲にオレは1人立ち向かっていた。
彼女の妖刀は、魑魅魍魎にしか効かないので…人間相手ではオレが”戦“となる。
彼女は、「お〜がんばれ〜!」と木の上から応援している。
「…チッ、声を出すな!バレるだろうが!アホが!」
…ついイラついて、暴言を吐いてしまった。
野党の1人が彼女めがけて刀を振り翳そうとするその腕を捌いた。
「おぉ!見事!」パチパチ〜と手を叩く始末…
…苛立ちは一層募るが、もうお伊勢さんまで僅かだ。
この山を抜ければ…
…やっと野党共を蹴散らし、刀を納めた。
「ど〜もど〜も!ありがとうございます〜!護衛!まぁ!もうすぐですからね!目的地は!」
↓第3話
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?