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【SMAP for Youth】 Day1 開催報告

みなさん、こんにちは!立命館アジア太平洋大学2回の関根由夏です。

今回、SMAP for Youthのファシリテータとして参加させていただいています。その様子を4本に渡って報告していきます。

SMAP for Youthとは?

Shiga-Michigan Assembly Project for Youthの略で、滋賀県で英語を学ぶ学生とミシガン州で日本語を学ぶ学生によるオンライン交流事業です。

グローバルマインドの醸成、コミュニケーション力の向上につながる実践の場を提供し、将来の姉妹県州・都市交流を担う人材を育成することを目的としています。

チェックイン・アイスブレイク

日本では朝9:00から、ミシガン州では午後7時から始まったDay 1。

事前にPadletというサイトを通じて自己紹介をしていたため、お互い何となく顔を知っている状態でしたが、高校生の皆さんは少し緊張している様子。

改めて1人ずつ自己紹介をしていき、タイムスケジュールを確認した後、ブレイクアウトルームでアイスブレイクを行いました。

内容は、「2 truths 1 lie(2つの真実と1つの嘘)」というゲームで、話し手は自分に関することを3つ共有しなければいけないのですが、その内1つは嘘であり、聞き手はそれを見破る必要があります。

20220206_SMAP_DAY1_司会スライド (1)

これからプレゼンテーションを一緒に作っていくチームメイトとして、まずは「お互いのことをもっと知ろう」という意図で行いました。

私のチームにいた高校生は、どれも真実のように聞こえるように言っていたため、すぐに回答を出すことが難しかったですが、その分大盛り上がりでした!また、単に「嘘を見抜いて終わり」ではなく、自分について共有したことを自ら情報をプラスして伝え、会話を広げようとしていた姿が素晴らしいなと思いました。

自分が勉強をしている言語を用いて、「相手に自分のことを伝える、会話を続けようとする」ということは初対面の人にすることは案外難しいことです。

ちなみに私の大学は、グループワークする授業がすごく多いですが、「自己紹介したらお互い拍手して終わり」のようなパターンも結構多いです。このような大学生もいる中で、積極的に質問したり、相手のことを知ろうとする姿勢を見て私も見習わなければと思いました。

SDGsレクチャー

アイスブレイクが終わってからは、立命館大学の山中 司 教授によるSDGsについての講義が行われました。SDGsのゴールを一つひとつ教える形式ではなく、SDGsの大まかなコンセプトを説明していたただいた上で、経営困難を抱えるピザ屋を例に「フォアキャスティング/バックキャスティング」の概念を学びました。高校生は教授からの質問に対して、勉強している言語を用いて積極的に回答し、深掘りされた際には論理的に自分の意見を伝えていました。

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 SDGsにおける重要なコンセプトを理解した上で、次回からは、自分達が興味を持っている環境問題に関連するゴールを達成するために、自分達は何ができるのかについてディスカッションを通して本格的に考えていきます。「誰一人取り残さない世界」を私たちがつくっていくために若者としてどんなことができるのか、抽象的な問題をいかに自分ごととして捉えられ、具体的なアクションに移すことが出来るのか。環境問題を軸に、ファシリテーションをしながら、私自身も再度考えていきたいです。

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さいごに

最後までお読みいただきありがとうございました。

インパクトラボでは、高校生を対象としたオンラインゼミや教育プログラムの運営を行っております。気になる方はインパクトラボ公式HPをご覧ください。


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