歌詞解説 #3 もみじ

嘘つき舌を出した君は
恥ずかしい過去を憶えて
赤羽のあたりをふらついた

誰かも忘れた足跡
カタチの変わった劣情は
君の心まで凍らせた

いつのまにか夏が終わって
気がつけば木々が色づいて
ふるさとの景色を変えたんだ

ツクツクボウシが鳴いたって
君の気持ちは晴れないで
死にたくなるような気がしてさ

いつもと同じ日々なのに
当たり前に生きるだけで
息が苦しくなるんだよ
ねぇどうして?どうして?
いつもと違うことなんて
夜がちょっと早いくらいで
まだまだ寒くはないのに
ねぇどうして?どうして?
やだ

久しぶりの歌詞解説だね、元気にしてたかい?半年くらい前に出したEPの曲から。この曲の歌詞は意味深な部分が多いから僕なりの解釈で解説していくよ。

嘘つき舌を出した君は
恥ずかしい過去を憶えて
赤羽のあたりをふらついた

これは、カップルの歌なんだね。これは女側の事を歌詞にしてるんだ。舌を出す仕草をする嘘つきな彼女。恥ずかしい過去ってのは、僕のリアルな話をすると、彼女側の浮気の話。赤羽のあたりをふらついたのは、その時絡んでたよくわからない彼女の知り合いの男との話。

誰かも忘れた足跡
カタチの変わった劣情は
君の心まで凍らせた

ここの部分は僕(男側)の内容だね。誰かも忘れた足跡ってのは、1,2回限りで会うのをやめたオンナの話。カタチの変わった劣情は、罵倒や暴力でしか愛に近いものを伝えられなかった自分の話。君の心を凍らせたのは他でもないカップルとしての関係性だったんだね。

いつのまにか夏が終わって
気がつけば木々が色づいて
ふるさとの景色を変えたんだ

君と付き合い出したのはその前の年の夏だったね。そこから一年経って気がつけば次の季節になろうとしてた。ということは僕の故郷もきっとそうなんだろうなって。

ツクツクボウシが鳴いたって
君の気持ちは晴れないで
死にたくなるような気がしてさ

ツクツクボウシは秋の終わりまで鳴くんだ、でも君はずっと僕へのモヤモヤを抱えたまま(当たり前かもしれないけどね)だから、僕は死にたいに近い気持ちになったんだ。

いつもと同じ日々なのに
当たり前に生きるだけで
息が苦しくなるんだよ
ねぇどうして?どうして?
いつもと違うことなんて
夜がちょっと早いくらいで
まだまだ寒くはないのに
ねぇどうして?どうして?
やだ

ここはそんなに特筆すべきことはないかな?毎日を生きるだけで苦しいとか嫌な思いをする。違うことは季節の変わり目ってことくらい。なのになんで?嫌だなって思いをしてるってこと。

こんなもんでいいかな?他にもやってくと思うから待っててよ。じゃあね。

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