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やみつき必至の担々麺風フォーが味わえる「Quoc Ky」
初訪 2015.06 更新 2022.06.24
今回は、あっさりしたフォーのイメージを打ち破ってくれる、“担々麺風フォー”が人気のお店。お店の移り変わりが早いホーチミン市で、創業50年余に渡って愛される老舗フォー屋さん「Quoc Ky(クオック キー)」です。
お店の看板メニューは、看板にも大きく書かれている「牛肉団子入りフォー(フォー・ボー・ヴィエン/Pho Bo Vien)」。
…なのですが、オススメは濃厚 "サテ" スープのフォー 「Pho Sate(フォー・サテ)」の方。
「サテ(Sa Te)」とは、 ペーストor ふりかけ状の濃厚系調味料の意味。
日本でも人気の海老風味のラー油「サテトム(Sa Te Tom)」のように辛いものがメインですが、今回のように辛くないサテもあります。
ゴマの香ばしい香りに食欲をかきたてられる、担々麺のようなコク旨 "サテ" スープは、一度味わったらやみつき必至。一度食べてみる価値ありです。
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このスープ、なにが入っているのか気になってお店の方に聞いたところ、「白ゴマやピーナッツ、ニンニク、ショウガとかだよ」と教えてくれました。香りのいいスープは、まさに坦々麺のよう。淡白な平麺のフォーにもバランスよくマッチします。
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「フォー」のイメージを覆す濃厚スープは、これまで味わったことのないフォーの食体験になるかもしれません。
メニューは、店頭の調理台付近に貼り付けられており、英語併記で写真もついているので指差し注文も可能。
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(金額は下3桁の「000」が省略されています)
ドリンクはベトナムコーヒーやベトナムビール、ライムソーダなど
麺料理は、下記の麺とスープ、具材を組み合わせた全8種類。
たとえば、半生肉はちょっと心配という場合は、フォー+牛肉団子+サテスープの組み合わせ=「Pho Sate Vien」という選択もありです。
・麺
Pho(フォー/米麺) or Mi(ミー/中華麺)
・具材
Tai(タイ/牛の半生肉) or Bo vien(ボーヴィエン/牛肉団子)
・スープ
Sate(サテスープ) or Sup Pho(牛肉フォーのスープ)
ここまでいっておいて…あれなのですが、
個人的には麺はミー(中華麺)の方がオススメ 笑
イチオシは、ミー+サテスープ+牛の半生肉の組み合わせです。
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パンチのあるスープに細打ち中華麺を合わせると、それはもう"ベトナム版 担々麺"。次から次へと箸が止まらないおいしさです。
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さらに、ノコギリコリアンダー(写真右)やオリエンタルバジル(写真左)など、一緒に出てくるハーブをちぎり入れたり、ライムを絞ったり、卓上のチリソースや赤黒い甘味噌を小皿に取って具材のつけダレにしたりしながら、好きな味にカスタマイズしていただきます。
さらにコクが欲しい人は、卓上にある揚げパン「Quay(クアイ)※有料」を追加するのもありです。
最後にお店の場所ですが、
4区寄りの1区に位置するキーコン(Ky con)通り。川沿いのヴォーヴァンキット(Vo Van Kiet)通りからほど近い場所にあります。
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周辺には観光できるスポットがあまりないのが難点なのですが、徒歩約3分のカルメット通りにベトナムの食品みやげなどが揃う「メコングルメマーケット」が。
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同じくカルメット通りで徒歩約7分の場所に、チョコレートカフェ&ショップ「メゾン・マルウ」が。
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そしてマルウの近くには、"骨董品通り"といわれる「レコンキウ(Le Cong Kieu)通り」や、「ホーチミン市美術館(写真下)」などもあるので、ついでに巡ってみるのもありかなと思います。
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↓ 美術館について詳しくはこちら。
誰もが知るベトナム料理の代表格「フォー」は、実はとってもバリエーション豊か。
あっさりスープのフォーだけでなく、焼きそばフォー(Pho Xao)やあんかけ揚げフォー(Pho Chien Phong)、巻きフォー(Pho Cuon)などさまざまなフォー料理があるので、ぜひ現地でいろいろ挑戦しながらその奥深い世界を体感してみては。
Quoc Ky / クォック・キー
住 24 Ky Con, Q.1, HCMC
電 090・3743・109
営 7:00〜20:30
休 なし
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