凡人が付加価値を生み出すためには
株式会社CORAL 代表の小野です。
事業を営む上で、付加価値は非常に重要です。
同じ商品やサービスであっても、1つ何か付加価値が付いているだけで、
売上や収益率は大きく変わってきます。
天才的なアイデアや、製品力を持つ企業・個人であれば、
競合との差別化やブランディングも容易でしょう。
しかし、スタートアップ時期や資金面で有利に立てない場合、
その優位性も大手企業には勝てるわけがありません。
それでは、事業で他と大きな差をつけるためには、一体何を付加価値としておけば良いのか?
僕が経営の世界で8年学んできたことは、「人」が付加価値になりうるということです。
圧倒的な製品力や、斬新なアイデアがなくても、
「人」つまり、経営者である自分自身が付加価値として機能しているかどうか?
これがすごく重要だと学んできました。
例えばあなたが居酒屋を経営したとして、
その地域には同じような味、価格帯、サービス内容を持つ居酒屋は、正直溢れるほどあります。
そして、どの店舗も経営努力を最大限している訳で、圧倒的な差を生み出すことは困難です。
その際に、付加価値(他店舗との差別化)となるのは、
顧客とあなたとの信頼関係、人を惹きつける人柄、リピートしたくなる接客力、そして顧客の大切な人をまたそのお店に連れてきたいと思えるかどうか。
つまり、その「人」に人が集まる事業を営むことがすごく重要だと教わってきました!
これは、居酒屋に限らず、多くの事業において同様のことが言えます。
もちろん、製品力や才能の世界があることは僕も知っていますし、
GAFAを筆頭とする企業は本当にすごい製品力を持っていると感じます。
しかし、僕自身が自分を客観的に見て感じることは、凡人だということです。
自分のことを過大評価していないからこそ、地道に人間関係を1つ1つ培ってきました。
SNSなどの顔の見えない人脈は、簡単に作れる分、簡単に離れてしまいます。(詳細は以下記事にまとめています。)
僕の事業の支えとなっているものは、
今まで僕が生きてきた中でお世話になった方々や、人生の諸先輩方、
お酒を酌み交わし、お互いのことを信頼している友人達です。
微塵も驕ることなく、自分の周りの方々に日々感謝して生きないとなと感じています。
ぜひ、一度あなたを支えている周りの方々のことを考え、
そしてその方々に貢献する気持ちを持つと、新しい発見があるかもしれません。
なぜなら、その貢献が、経営そのものだと思うからです。
株式会社CORAL 小野達哉
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◆小野達哉(おのたつや)
1988年生まれ 福岡県出身
2012年 九州工業大学 卒業、新日鐵Gr会社に入社。
2014年 日本マイクロソフト株式会社に転職
2016年 フリーランスとして独立。
2020年 株式会社CORALを設立。小売事業、IT事業、人材育成事業を展開
◆Facebook
https://www.facebook.com/tatsuya.ono.coralreef
◆Twitter
https://twitter.com/t_ono_coral_inc
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