今田孝志(日本プロ麻雀協会)

日本プロ麻雀協会21期後期入会。 主に麻雀に関して思いついたことを書いていこうかなと思っています。 歴史好き。読書好き。近鉄バファローズファン。なんちゃんて漢文。 Twitter @imdtks21 天鳳ID imadaT21

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これ以上簡単にならない!点数計算の覚え方

はじめにこんにちは。文系雀士です。 麻雀プロになり、Twitterを作ってタイムラインを見ていて、点数計算を覚えたいけど一歩を踏み出せない人がたくさんいることを知りました。 点数計算は覚えた方がいいです。例えば・・・。 という話は省略します。覚えたいと思っている人は、多分そんなことは百も承知ですよね。 ところで麻雀界はみんな頭良すぎです。東大をはじめ超一流大学出身者が多数いて、計算も滅茶苦茶早い。研修の時の条件計算問題などでは、私が考え始めた時にもう解き終わっている人た

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    • 点数計算。実戦で素早く点数申告するコツ。

      はじめに こんにちは。計算苦手な文系雀士です。 以前点数計算の覚え方noteを書きました。 自分でもびっくりするほどたくさんの方に読んでいただき感謝しています。 こちらの冒頭でも書きましたが、麻雀業界は本当に頭のいい人が多すぎです。 特に計算能力に関しては同じ人間とは思えないほどで、 こっちが「えーと、まずここがこうなって」と考え出したあたりで 「答は〇〇( ー`дー´)キリッ」 となるのが日常茶飯事です。 あれ、多分計算してないですよね。 見た瞬間に答がわかるん

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      • 投手王国:近鉄バファローズ(リリーフ限定)

        「いてまえ打線」という言葉に象徴されるように、近鉄バファローズといえば打高投低の打ち勝つチームというイメージを持たれる方が多いだろう。 それは間違いなくその通りなのだが、ことリリーフに限ると、そうともいえない。 私が近鉄を応援していた1987年~20004年の18年間で、近鉄の選手が最優秀救援投手賞を受賞したのは7回。これはセ・パ通じて最多である。 つまりこの18年間で最も抑え投手が安定していたのが近鉄であるといえるのだ。 余談だが、私の知る抑え投手のタイトルといえば「最優

        • 山本和範(近)vs工藤公康(ダ)

          左対左の対決。 初球、打ち気を逸らすような緩いカーブが真ん中に決まってストライク。 それ自体はどうということもないのだが、問題は打者が身体を丸めて逃げてしまったことだ。 デッドボールになると思って慌てて逃げた。 左腕から投じられた球は、左打者の身体側からやってくる。 カーブであれば身体側から遠ざかる方向へ動く。 稀にプロ入り間もない新人が、プロの一流のカーブを初めて打席で見て、身体に当たると思って跳ねるように逃げたらど真ん中だった、ということが起きる。 「見えてないね」

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        • 第5回fuzzカップ
          31本
        • 近鉄バファローズ
          3本
        • 同期猛者シリーズ
          6本
        • 第4回fuzzカップ
          63本

        記事

          近鉄バファローズ愛~『2004年のプロ野球 球界再編20年目の真実』を読んで

          このnoteに麻雀の話は出てきません。 敬称略。 書いて昇華させたい。 書く以上、読者を意識すべきだが、これは吐き出さざるを得なかった夢の残骸。読むことも、自身で読み直すことさえ想定していない。とにかくこの腹の底に溜まっている腐敗した何かを取り出したい。だからこのnoteは、自分の口に手を突っ込んで腹の底から無理矢理取り出したもののようにグロテスクかもしれないが、10年に渡って懸命に応援してきた「推し」の消滅の感想である。 私は近鉄バファローズファンである。 (過去形で

          近鉄バファローズ愛~『2004年のプロ野球 球界再編20年目の真実』を読んで

          古のオカルト押し引き

          オカルトは20年前に置いてきました。 流れとかを考慮して打牌選択することは今はないですが、2024年7月7日のチャンピオンロードで、ちょっとオカルトちっくな要素入り押し引きで、見事トップを取ったので、noteに書いてみようと思いました。 今回のオカルト押し引きは、昔取った杵柄的オカルトといっていいでしょう。ベテランの味的なやつです。 オカルトとはいえ、引き出しは多い方がいい! 大塚会場の3回戦。 対戦相手は川又聖也さん、新倉和花さん、安住太一さんの3人。 川又さんは同期で

          同期猛者通信(第5回fuzzカップ)

          第4回fuzzカップには同期(21期後期)の出場者はいなかったのですが、第5回は4人の出場が決まりました! 丹雄飛さん 大友京介さん 中野夕さん 神火燐さん おめでとうございます! これまで猛者通信で取り上げてきた名前が多く並んでますね。 猛者らしくfuzzカップの舞台での大暴れを期待しています。 ・丹雄飛さん 丹さんは第12回チャンピオンロード雀王シリーズ優勝者。 そして第12回チャンピオンロードグランドチャンピオン大会のファイナリストです。 丹さん自身による決勝戦の

          同期猛者通信(第5回fuzzカップ)

          中高年からの麻雀プロのススメ。パイロットを夢見た少年はどこへ?

          はじめに私が日本プロ麻雀協会のプロテストを受けたのは2022年。46歳の時でした。 プロテスト受験時点で、私は麻雀業界のことをほとんど何も知りませんでした。 麻雀業界無知ランキングがあれば、間違いなく優勝したと思います。 Mリーグを一度も観たことがないだけでなく、Mリーグの存在自体をほぼ知りませんでした。 (言われてみればなんか聞いたことあるかも、というレベル) Mリーガー含め、有名プロのこともほぼ知りません。 当時の協会の雀王は渋川難波さんでしたが、まったく知りません。

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          9段階昇級!

          特別昇級リーグは優勝するとC1まで上がれるので、スタートラインのE3からだと8段階昇級です。 9段階昇級しようと思えば、事前の準備が欠かせません。 雀王戦最下層Fリーグの最下位です。 第4節と最終節で-363.2ポイントを叩き出しています。 栄えあるFリーグ初代最下位であり、22期の逆雀王です。 雀王仲林圭さんから逆雀王今田孝志の間に、リーグ戦に出場する全協会員が収まるわけです。 勢いで事前の準備と書きましたが、その前の22期前期のE3リーグからの降級が、本当の意味で9段

          第4回fuzzカップ振り返り

          第4回fuzzカップもいよいよ決勝戦が間近。 3月16日(土)15:00から行われます。 決勝進出者は渋川難波さん。小川裕之さん。市井悠太さん。田口淳之介さんの4名。今から楽しみです! 第4回fuzzカップでは公式観戦記を書かせていただきました。 決勝戦前に振り返りのために全観戦記を読み直しました。 読んで思ったことは、 この観戦記者、下手すぎだろ あまりの下手さに驚きました。 いや上手く書けてない自覚はあったんです。でもこれほどまでとは思っていませんでした。 特に最初

          チャンロー決勝日記(安住太一さんへの感謝)

          決勝進出なんてもう二度とないかもしれないです。 永遠に振り返っていたい気分でしたが、放送ではないので自分から見えない部分はわかりません。大きな展開は覚えていても、点棒の移動も覚えていない部分が多く、自分の手牌だって完璧ではありません。 しかも時間とともに更に記憶は曖昧になっていくでしょう。 なんとも残念だと思っていたところに、日本プロ麻雀協会22期後期入会の安住太一さんからDMをいただきました。 安住さんは決勝戦のレポートを担当するとのことで、それに関連する連絡だったのです

          チャンロー決勝日記(安住太一さんへの感謝)

          同期猛者通信(自分バージョン)

          手に入れたい勲章。それはこれ。 noteの連続投稿のバッジです。 12ヶ月達成でシルバーバッジ1つ目を入手済。 初投稿が2022年9月で、以後毎月投稿を続けています。 直近のちょっと話題になった『クロスチェンジリーチ考』が2024年1月なので、連続17ヶ月です。 あと1ヶ月続けると18ヶ月達成となり、2つ目のシルバーバッジが手に入ります。 これは是非とも手に入れたい! いや、ごめんなさい、そこまで重要じゃなかったですw でもなんとなく月1本を目安にしていて、続けられるな

          同期猛者通信(自分バージョン)

          クロスチェンジリーチ考

          クロスチェンジリーチにパラダイムシフトが起きている。 その事実が観察されたのは、2023年12月20日に行われた第4回fuzzカップベスト16Aにおいてである。 考察に入る前に、私自身の立ち位置を明確にしておきたい。 中島由矩さんの先行研究において、クロスチェンジリーチに対するスタンスが3つに分類されている。 ・ワクワク派 ・エンジョイ派 ・懐疑派 私は【クロスチェンジリーチエンジョイ派】である。 wつけちゃう派である。 でももちろん矢島亨さんへのリスペクトも忘れていない

          第4回fuzzカップ観戦記 敗者復活戦

          久しぶりの非公式観戦記です。 第4回fuzzカップのベスト128A卓~C卓までは、非公式に私のnoteで観戦記を書いていました。 128Dから、ありがたいことに日本プロ麻雀協会公式noteで観戦記を書かせていただいています。 12月27日に2023年の最後のfuzzカップの試合が行われました。この試合ももちろん公式観戦記を書いたのですが、この日はいつもと少し違い、ベスト16Bに先立ち敗者復活戦が行われました。敗者復活戦のこともベスト16B観戦記の中で少し触れましたが、字数の

          第4回fuzzカップ観戦記 敗者復活戦

          同期猛者通信(21期後期)2023-12

          風の噂で聞いたと言いつつ、俺のことも書けよと要求するチャンピオンロード雀王シリーズのチャンピオン。 中島さん。私は同期ランキングをつけた覚えはないのだが?? 前回は森さんがリスト入りを要求。 この3人以外にも、リーグ戦で会った時に「僕も書いてもらえるように頑張ります!」と声をかけられることもあり、私に認められようとする不思議なムーブが一部でありますが、そう言ってもらえるのは嬉しい限りです。 私は1回目のこちらで北澤迅斗さんを「同期最強」と書きました。 次いで雀王戦連

          同期猛者通信(21期後期)2023-12

          試合だけじゃない!実況・解説も面白い! 第4回fuzzカップベスト64

          第4回fuzzカップベスト64は10月11日に終わり、今はベスト32に進んでいます。 ベスト32からは、 現雀王・浅井堂岐さん。 現雀竜位・安藤弘樹さん。 fuzzカップ前回チャンピオン・二見大輔さん。 という名だたるタイトルホルダーがシードで登場します。 是非ご注目ください。 トーナメント条件戦はもうそれだけで魅力的で、どの試合も当然面白いのですが、今回は趣向を変えて実況・解説に注目したいと思います。 私、今田孝志は第4回fuzzカップ公式観戦記者でここまで全試合の観戦

          試合だけじゃない!実況・解説も面白い! 第4回fuzzカップベスト64