今田孝志(日本プロ麻雀協会)

日本プロ麻雀協会21期後期入会。 主に麻雀に関して思いついたことを書いていこうかなと思…

今田孝志(日本プロ麻雀協会)

日本プロ麻雀協会21期後期入会。 主に麻雀に関して思いついたことを書いていこうかなと思っています。 歴史好き。読書好き。近鉄バファローズファン。なんちゃんて漢文。 Twitter @imdtks21 天鳳ID imadaT21

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これ以上簡単にならない!点数計算の覚え方

はじめにこんにちは。文系雀士です。 麻雀プロになり、Twitterを作ってタイムラインを見ていて、点数計算を覚えたいけど一歩を踏み出せない人がたくさんいることを知りました。 点数計算は覚えた方がいいです。例えば・・・。 という話は省略します。覚えたいと思っている人は、多分そんなことは百も承知ですよね。 ところで麻雀界はみんな頭良すぎです。東大をはじめ超一流大学出身者が多数いて、計算も滅茶苦茶早い。研修の時の条件計算問題などでは、私が考え始めた時にもう解き終わっている人た

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    • 9段階昇級!

      特別昇級リーグは優勝するとC1まで上がれるので、スタートラインのE3からだと8段階昇級です。 9段階昇級しようと思えば、事前の準備が欠かせません。 雀王戦最下層Fリーグの最下位です。 第4節と最終節で-363.2ポイントを叩き出しています。 栄えあるFリーグ初代最下位であり、22期の逆雀王です。 雀王仲林圭さんから逆雀王今田孝志の間に、リーグ戦に出場する全協会員が収まるわけです。 勢いで事前の準備と書きましたが、その前の22期前期のE3リーグからの降級が、本当の意味で9段

      • 第4回fuzzカップ振り返り

        第4回fuzzカップもいよいよ決勝戦が間近。 3月16日(土)15:00から行われます。 決勝進出者は渋川難波さん。小川裕之さん。市井悠太さん。田口淳之介さんの4名。今から楽しみです! 第4回fuzzカップでは公式観戦記を書かせていただきました。 決勝戦前に振り返りのために全観戦記を読み直しました。 読んで思ったことは、 この観戦記者、下手すぎだろ あまりの下手さに驚きました。 いや上手く書けてない自覚はあったんです。でもこれほどまでとは思っていませんでした。 特に最初

        • チャンロー決勝日記(安住太一さんへの感謝)

          決勝進出なんてもう二度とないかもしれないです。 永遠に振り返っていたい気分でしたが、放送ではないので自分から見えない部分はわかりません。大きな展開は覚えていても、点棒の移動も覚えていない部分が多く、自分の手牌だって完璧ではありません。 しかも時間とともに更に記憶は曖昧になっていくでしょう。 なんとも残念だと思っていたところに、日本プロ麻雀協会22期後期入会の安住太一さんからDMをいただきました。 安住さんは決勝戦のレポートを担当するとのことで、それに関連する連絡だったのです

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        • 同期猛者シリーズ
          5本
        • 第5回fuzzカップ
          1本
        • 第4回fuzzカップ
          63本

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          同期猛者通信(自分バージョン)

          手に入れたい勲章。それはこれ。 noteの連続投稿のバッジです。 12ヶ月達成でシルバーバッジ1つ目を入手済。 初投稿が2022年9月で、以後毎月投稿を続けています。 直近のちょっと話題になった『クロスチェンジリーチ考』が2024年1月なので、連続17ヶ月です。 あと1ヶ月続けると18ヶ月達成となり、2つ目のシルバーバッジが手に入ります。 これは是非とも手に入れたい! いや、ごめんなさい、そこまで重要じゃなかったですw でもなんとなく月1本を目安にしていて、続けられるな

          同期猛者通信(自分バージョン)

          クロスチェンジリーチ考

          クロスチェンジリーチにパラダイムシフトが起きている。 その事実が観察されたのは、2023年12月20日に行われた第4回fuzzカップベスト16Aにおいてである。 考察に入る前に、私自身の立ち位置を明確にしておきたい。 中島由矩さんの先行研究において、クロスチェンジリーチに対するスタンスが3つに分類されている。 ・ワクワク派 ・エンジョイ派 ・懐疑派 私は【クロスチェンジリーチエンジョイ派】である。 wつけちゃう派である。 でももちろん矢島亨さんへのリスペクトも忘れていない

          クロスチェンジリーチ考

          第4回fuzzカップ観戦記 敗者復活戦

          久しぶりの非公式観戦記です。 第4回fuzzカップのベスト128A卓~C卓までは、非公式に私のnoteで観戦記を書いていました。 128Dから、ありがたいことに日本プロ麻雀協会公式noteで観戦記を書かせていただいています。 12月27日に2023年の最後のfuzzカップの試合が行われました。この試合ももちろん公式観戦記を書いたのですが、この日はいつもと少し違い、ベスト16Bに先立ち敗者復活戦が行われました。敗者復活戦のこともベスト16B観戦記の中で少し触れましたが、字数の

          第4回fuzzカップ観戦記 敗者復活戦

          同期猛者通信(21期後期)2023-12

          風の噂で聞いたと言いつつ、俺のことも書けよと要求するチャンピオンロード雀王シリーズのチャンピオン。 中島さん。私は同期ランキングをつけた覚えはないのだが?? 前回は森さんがリスト入りを要求。 この3人以外にも、リーグ戦で会った時に「僕も書いてもらえるように頑張ります!」と声をかけられることもあり、私に認められようとする不思議なムーブが一部でありますが、そう言ってもらえるのは嬉しい限りです。 私は1回目のこちらで北澤迅斗さんを「同期最強」と書きました。 次いで雀王戦連

          同期猛者通信(21期後期)2023-12

          試合だけじゃない!実況・解説も面白い! 第4回fuzzカップベスト64

          第4回fuzzカップベスト64は10月11日に終わり、今はベスト32に進んでいます。 ベスト32からは、 現雀王・浅井堂岐さん。 現雀竜位・安藤弘樹さん。 fuzzカップ前回チャンピオン・二見大輔さん。 という名だたるタイトルホルダーがシードで登場します。 是非ご注目ください。 トーナメント条件戦はもうそれだけで魅力的で、どの試合も当然面白いのですが、今回は趣向を変えて実況・解説に注目したいと思います。 私、今田孝志は第4回fuzzカップ公式観戦記者でここまで全試合の観戦

          試合だけじゃない!実況・解説も面白い! 第4回fuzzカップベスト64

          一目瞭然!トーナメント条件計算メモ。今田システム??

          「同一メンツで複数半荘打って、上位2名勝ち上がり」というトーナメント方式の条件計算に苦手意識を持っている方もいらっしゃるかと思います。 ところで私はfuzzカップの観戦記を書かせてもらっていますが、fuzzカップはまさに「2回戦上位2名勝ち抜けトーナメント」です。 まさかいないと思いますが、fuzzカップの観戦記を書いているくらいだから条件計算は得意だろうと思っている人がいれば、それは完全に誤解です。 条件計算はとにかく苦手で、怖くて仕方ないです。 プロテスト後の新人研修で

          一目瞭然!トーナメント条件計算メモ。今田システム??

          -107,200点?! 痛恨の切り間違い

          1年前、デビューして最初のリーグ戦の21期後期雀王戦第4節、3回戦でのことです。 ここで私は-107,200点分ともいえる痛恨の切り間違いをしてしまいます。 第4節開始前の成績は以下の通り。 第1節+70.4。 第2節-28.9 第3節+17.3 トータル+58.8の21位。20位まで昇級なので、まずまずのところにつけています。 ところがこの日の1回戦が3着-14.9。2回戦が4着-51.7。 マイナス圏に落ちてしまいます。 でも慌ててはいませんでした。まだ1回トップを

          -107,200点?! 痛恨の切り間違い

          同期猛者リスト(21期後期)

          きっかけはこちら。 「もちろんです」 と引リツで答えましたが、そもそも「同期猛者リスト」なんて持ってません。 いや、わかってはいるんです。当然そもそもはこれ。 このnoteで同期最強として「北澤迅斗さん」を挙げました。 森昌弘さんはこれを踏まえて「自分も」と言ってきたのでしょう。 確かに森さんは北澤さんと同じく21期後期雀王戦E3リーグで2段階昇級を果たしました。2段階昇級をした同期は森さんと北澤さんの2人だけ。 そして昇級したE1リーグでも、連続2段階昇級で一気にD2

          同期猛者リスト(21期後期)

          第4回fuzzカップベスト128(勝手に)MIP!

          第4回fuzzカップは、7月12日の対局をもってベスト128が終わり、19日からはベスト64に入りました。 ベスト128ではたくさんの名場面がありましたが、公式観戦記者の私、今田孝志が、独断と偏見で(勝手に)MIPを選出したいと思います。 第4回fuzzカップベスト128のMIPは!? ⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩ 『發』です! ん? “Most Impressive Pai”(最も印象に残った牌)ですが、何か? 安心してください、公式では書きません! それくらいの分別はつ

          第4回fuzzカップベスト128(勝手に)MIP!

          22期新人王戦振り返り(中島由矩さんへの感謝)

          アルパカこと中島由矩さんに感謝を申し述べたいと思います。 というと中島さんのnoteの読者の方や、私とのやり取りをTwitter上でご覧の方は「あのことかな」と思われる方も多いでしょう。 違いまーす。 中島さんがこのnoteで紹介してくれたように、私、今田孝志はfuzzカップの公式観戦記を書かせていただくことになりました。 ベスト128A~Cまでは私のnoteで非公式観戦記を書いていましたが、Dからは公式に格上げです。 そもそも私がnoteを書いてみようと思ったのは、

          22期新人王戦振り返り(中島由矩さんへの感謝)

          同期最強は誰だ?(21期後期)

          『俺だ!』 根拠のあるなしに関係なく、こう言えてしまえばそれが一番で、以下を書く必要も(読む必要も)ないわけですが、私の場合は銃を突き付けられてもそんなことは言えそうにありません。 では誰なのか? そもそも麻雀というゲームは実力の判定が難しく、同卓していても対局者の実力は計りがたいところがありますし、下手をすると後ろで見ていてもわからないこともあります。 こんな風に書くと早くも予防線かと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。私なりの同期最強をあとでちゃんと

          同期最強は誰だ?(21期後期)

          第4回fuzzカップ観戦記ベスト128C

          (選手は敬称略) 1回戦(成海-田口-阿賀-棚澤) 洋の東西、時代を問わず、他者に影響を及ぼすことには価値があるとされ、とりわけ多くを動かす者は、時に英雄と呼ばれる。 現代において影響力はSNSのフォロワー数で可視化され、とりわけ多くに影響を及ぼす者は、インフルエンサーと呼ばれる。 東1局は流局。東1局1本場に⑧ピンをポンして卓上に影響を及ぼしたのは棚澤。 筆者不勉強にして存じ上げていなかったが、棚澤のTwitterフォロワー数は28万7千人超。思わず二度見したほどの人

          第4回fuzzカップ観戦記ベスト128C