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rakugaki_131「美術館へ行こう!【神奈川編】そごう美術館」


そごう美術館

私には「美術鑑賞」という唯一の趣味があります。
その「趣味」にもブームがありまして、第一次ブームが1985年〜1987年。
第二次ブームが2009年〜2018年。
第一次ブームの1987年から第二次ブームがはじまる2009年まで20年以上の月日が経っていますが、その間にも何回かは美術観賞をしています。
この「ブーム」の期間には、「美術館」だけでなく美術展を開催している百貨店やギャラリー、本屋や特設会場などにも出かけています。
このブログでは、私の大好きな「美術展」の感想と共にアートの魅力が一緒に伝えられればなぁと思っています。

「そごう美術館」はそごう横浜店内6Fに1985年の開店と共に開館した、日本初の百貨店内の博物館法に基づく美術館です。
「そごう美術館」の企画展には一度だけ訪れたことがあり、その時の美術鑑賞の感想ブログとなります。


●2013年6/1-7/15「生誕100周年記念 中原淳一展」

生誕100周年記念 中原淳一展

こちら、先月に弥生美術館及び竹久夢二美術館に行ったとき、ハンドビラを手に入れて、行こうと決めたもの。
大正ロマン漂うイラストに惹かれて行ってきました、そごう美術館。

正確に言えば大正ロマンではなく、昭和前半レトロ。
戦前から戦後にかけて、ファッションやインテリア、ライフスタイルに至るまで美しさを追求した提案をし、女性たちから圧倒的に支持された中原淳一。
好みは別れるでしょうが、やはり女性の方が数多く観に来られています。

戦後、『それいゆ』『ひまわり』といった雑誌を次々に創刊。
豊かで美しい暮らしを送るためのちょっとした工夫や技術、内面を磨く教養が、読んでいるうちに自然に身に付くようにと作られたこれらの雑誌を通じ、中原は女性たちのカリスマ的存在となってゆきました。
その雑誌の展示が真っ先に出迎えてくれます。
その雑誌では編集長としてはもちろんのこと、イラストレーター、ファッションデザイナー、ヘア メイクアーティスト、スタイリスト、インテリアデザイナー、プロデューサー、人形作家、作詞家といった多彩な分野において活躍されたそうです。
凄いですね!
「要は美少女画を描く人ね」って部分もあるのですが、ヘアメイクのデザインやファッションデザインやインテリアや、ただの美少女画家ではなかったんですね。

生誕100周年を記念する本展は、初公開となる『ひまわり』表紙原画3点をはじめとした雑誌の表紙原画、スタイル画、人形、雑誌の付録など約400点を展覧する大回顧展ということです。

展示会場内で撮影OKポイントがあったので、その写真を載っけておきますね。
もう、何の美術展だか(笑)

展示物

レトロ感満載、何処か昭和の懐かしさを感じる美術展でした。


以上、そごう美術館での美術鑑賞でした。

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