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儚くもヒカリ耀くホタルたち

6月も中盤にさしかかり、相変わらず鬱陶しい梅雨の季節が続いているけど。


なんといっても今のシーズンは『ホタル』


写真を撮る人たちは、こぞってホタル撮影に行き夢中で撮ってはSNS上にアップして、うまくとれた作品を見てほしい一心で頑張って撮りに行くのだ。


だか、しかし。


ホタルは当たり前だけど自然界の重鎮で、年々数が減ってきているのだ。


しかも、撮影場所は極秘!


他人に教えない事はカメラマンの世界では暗黙のルール。


何故かって?


撮影場所を公表してしまうと、県内外から我が先に!とカメラマンたちが集結してしまうからだ。


山奥の撮影地に行ったとしよう。


駐車場もない、狭い道をたくさんの車や人たちが押しかけて来てしまったら地元住民に迷惑がかかるだけでなく、

マナーの悪い人たちが私有地に入り、物を取って帰ったり。ゴミを捨てて帰ったり。


自然豊かな場所が荒らされてしまう、そんな現実がある事を、みんな知らないかもしれないけど。


そんな現実があるのだ。


場所によっては、もう来てくれるな!と立ち入り禁止になった場所もあるのです。


だからホタルたちに悪影響を及ぼす可能性があるから、カメラマンたちは仲間内でしか撮りに行かないのだ。


わずか1週間しか命がないホタル。


比較明合成という方法をとって、ホタルは合成して一枚の写真としているけど。


わたしは派手やかさよりも。

出来栄えようも。


いのちを削って光をはなつホタルたちの姿が、なんとも健気で美しかった。


写真に映し出すよりも実際に見た方が、はんぼか美しいホタルたち。


もし鑑賞や撮影を予定している人たちが、いるならば節度あるマナーで楽しんでもらいたい。

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突発性難聴の後遺症と向き合いながら社会生活をしています。聴力障害あり。趣味のカメラと、わたしの生きたしるしを残しています♪