Vuejsとは

1. Vuejsとは何か

VuejsとはJavascriptのフレームワークとなります。

前提としてHTMLやCSS、Javascriptなど自分でコードを書いて、理解できる状態でないと、フレームワークを勉強するのは難しいと思われます。

それでもフレームワークの入りとして、Vuejsはかなり簡単な分野になります。

今回はそんなVuejsについて細かく話していきましょう。

2.SPAについて

S: シングル P: ページ A:アプリケーションの頭文字をとってSPA(エスピーエー)と呼びます。VuejsもSPAで作るのがベースとなります.

近年のJavascriptフレームワークはサイト上の画面遷移など、リダイレクトをしない作りが多くなっております。リダイレクトをせずに動的にページが遷移をするサイトはspaと呼ばれます。

VuejsはVue Routerという公式モジュールを使用し、画面遷移を行います。

3.vuejsのメリット

Vuejsのメリットはまず間違いなく、学習コストの低さにあります。

代表的なフレームワークで行くと、Googlが作成しているAngular、フェイスブックのReactがありますが、圧倒的にVuejsは他のフレームワークを差し置いて、学習コストの低いフレームワークです。

なぜ、vuejsの学習コストが低いと言われている理由ですが、可読性や保守性がダントツでReact、Angularのフレームワークよりも優れているという事が言えます。

Angularは他のフレームワークと違い、フルでモジュールを使っている事から読み込みモジュールが多くなり、サイトを表示するスピードが遅く感じたります。

Reactは独特なJSXという考え方を持っており、他のフレームワークよりもハードルが高くなっております。

この事からvuejsは必要なモジュール自体も使いやすく、JSXではなく通常のHTML、CSSと同じなので比較的に学習コストが低い事がわかります。

また、日本語ドキュメントが充実しているので、vuejsはかなり簡単です。

4.vuejsのデメリット

Vuejsは学習コストが低いので、割る言い方をすると誰でもできるというのがデメリットです。

「誰でもできるからいいじゃん!」って聞きますが、実際は誰でも触れる = 煩雑なコードになりやすいのが現実です。

必ず、コードにはコーディング規約などがあるものですが、vuejs自体にはあまり、書き方の規約などがなかったり、VuexというStore部分の理解をせずに開発を行い、後の改修が辛くなる事があります。

なのである程度の設計力のあるプログラマーがコードをレビューなどを行い、コードの保守性を保つ必要があります。

また、管理画面や大規模な開発になると必ず、拡張性を求められる事が多くなります。この事から大規模な開発や管理画面には向いていないフレームワークとなります。

5.Vuejsの将来性

Vuejsのメリットとデメリットを記事に書いてみました。

今後、Web業界ではJavascriptのフレームワークはまだまだ進化し続けると感じております。Vueはかなり画期的なフレームワークであるのと同時に、今後も使われるでしょう。ですが、新しいフレームワークが出た際はそちらに切り替わって行くのは世の中の流れでもあります。

なので、今後のIT業界の動向を常にチェックする必要があると思っております。

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