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語学力ゼロから海外カンパニーで仕事を見つけた日本人女優のはなし


皆様こんにちは!今井夢子です。

私は日本で、椿組の俳優として活動しながら、自身のユニットManhattan96を立ち上げ、レビューショーの企画上演を行い、振付脚本演出なんでもこいの、演劇マルチ活動をしておりました。

が!

その全てにお休みを頂き、只今はスペインのセビージャという街で、フィジカルシアターのカンパニーSENNSA TEATRO LABORATRIO(センサ・テアトロ・ラボラトリオ)のメンバーとして、5月からのツアーに向けて日夜リハーサル中です。

もともと英語やスペイン語が堪能だったのか?

いいえ。英語は中1レベル、スペイン生活は3か月目ですが、スペイン語はいまだに挨拶レベル!(もうちょっと勉強してくれとディレクターに言われてます・・・頑張ります・・・)

セビージャに知り合いがいたのか?以前からカンパニーとのつながりがあったのか?

いいえいいいえ。昨年まではヨーロッパに足を踏み入れたこともありませんでした。

つまり!
日本で演劇の道を爆走していた日本人女優が、なぜか突然スペインで演劇の仕事にありつけてしまった、という誠に不思議な状況なのです。

我ながら実に不思議です。
しかし。これだけは声を大にして皆様に伝えたい。

「行動力とポジティブで道は拓ける!」

私には特別、眼を見張るような技術や話術があるわけではなかったのです。
ただ私が持っていて良かったな、と思えるのはふたつ。

目の前に新しい世界の扉が開かれたときに、そこに飛び込んでみる「行動力」。
そしてその世界はきっと自分にとって素敵な場所であるはずだ、と信じられる根拠のない「ポジティブ思考」。

これだけです。
もし、今このnoteを読んでくださっている方で、現状に違和感を感じていたり、もっと広く活動したいのに動き出せない、はたまた海外での演劇活動に興味がある!そんな方がいらっしゃったとしたら、私は皆さんが足を一歩踏み出したくなるような、そんなお手伝いをこの記事を通して発信していきたいと思っています。

そんなわけでこれから、一体どんないきさつで私が海外での仕事を見つけるに至ったのか、ヨーロッパの演劇事情、海外のカンパニーで感じる日本との違いやあれこれを、少しずつ綴っていきたいと思います。

並行して、過去に執筆した脚本の掲載もしておりますので、そちらも是非読んでみてくださいね!

脚本「笑う月」へはこちらから
https://note.mu/imaiyumeko/n/na0d9092eed39


次回は「スペイン語を一言も知らなかった私が、海外カンパニーと出会ったはなし・前編」です。



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