クリエイティブチームが考える月間広告傾向 7月号
広告を作っている人は日々、SNSやテレビを見たり、ネット検索をしている時に「今こんなのが流行ってるんだ」「こんな出し方あるんだ」「今度こういうのやってみようかな」と、いつか来る正解のない問題解決のため、常に目を光らせていることと思います。
私はSNSが大好きで、平均よりも見ている時間は長いほうだと思うので、写真フォルダはとても圧迫されがちです。
そんな私が毎日SNSやネットなどを見ている中で、「これは最近よく見る見せ方だな」と感じたものを、「広告傾向」という形で記事にしました。
ぜひ覗いていってみてください!
■ 「お詫び広告」の展開
考察
「お詫び広告」は40年程前、あるメーカーが機器の不具合についての報告をテレビCMを制作して放映したのが最初だと言われており、商品購入者にお詫びや、リコールのお知らせをする手段として今も変わらず使われています。
WEB広告が広まった今では、お詫び広告は少し違った方法で展開されていて、皆さん「お詫び風広告」を一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。数年前に生まれた見せ方ですが、最近また広告での配信が多くなっているように感じます。
文字が小さくても読まれやすい特徴の「SNS広告」で割合として見る機会が多く、通常よりも文字数の多い広告は、私の感覚ですが「何かをすごく伝えたがっている」ように感じさせることで目を引く効果があり、手が止まるのではと考えます。
「お詫び」のほか、「ご案内」や ○○やめましたのような「宣言」系、「お願い」など、タイトルとその内容を変えて多くの見せ方が存在しており、今後もさまざまな展開で見る機会が増えるのではないかと想像します。
活用時の注意点
文字数が多いことで目を引く効果とは裏腹に、「活字が苦手」なタイプの人にはスルーされやすい傾向もあると考えます。
また、広告全般言えることで受け取る人それぞれ好みはありますが、お詫び広告は表現方法によってはスルーしたくなってしまう人もいることを考慮した作り方も大事だと感じます。
参考
まとめ
いろんなものに言えることですが、WEB広告も然り、やはり流行は繰り返しているなと感じます。「最近よく見るってことはまたブームが来てるんだな」と思いながら、自分の担当の商材に取り入れてみたりと・・日々の吸収は欠かせないですよね。
お詫び広告は元の形も残しながらも、違った表現で展開されているように、WEB広告は表現の自由度が高い分、さまざまな見せ方ができるものだと思います。しっかり各方面に注意を払いながら、面白くて当たる表現を私も見つけ出したいです!
※この記事は広告トレンドの研究・分析を意図したものであり、特定の商品の購入やユーザー登録を推奨するものではありません。また、掲載した画像は、インターネット上で実際に配信された広告を引用したものです。