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「ゲシュタルトの祈り」で自分の殻を破る
人からどう思われるかがすごく気になってやりたい事が出来ずにいる・・・
自分に自信が持てないためにやりたい事はあっても踏み出す勇気がない。
たくさんのサクセスストーリーの本を読んで
「いつかは自分も・・・」
と目を輝かせては行動できずにいる自分。
じゃあ「いつか」っていつ?
そんな時一遍の詩を見つけた。
人の目を気にしてしまう臆病な私の背中を押してくれる言葉。
私は私のために生き、あなたはあなたのために生きる。
私はあなたの期待に応えるためにこの世に在るのではない。
そしてあなたも、私の期待に応えるためにこの世に在るのではない。
私は私。あなたはあなた。
もしも縁があって、私たちが出会えたのならそれは素晴らしいこと。
たとえ出会えなくても、それもまた同じように素晴らしいことだ。
ドイツの心理学者フレデリック・パールズさんのゲシュタルト療法で使われる祈りの詩である。
【参考記事】フレデリック・パールズのゲシュタルト療法(Wikipedia)
この詩からたくさんの教えを読み取れる。
人の目を気にせず自分軸で生きる大切さ
人は千差万別、十人十色。100人いれば100通りの考えがあり、自分の考えがすべてではない
自分を大切にすることで他人をも思いやることができる
とりわけ私が響いたのは前半部分。
「私は私のために生き、あなたはあなたのために生きる。
わたしはあなたの期待に応えるためにこの世に在るのではない。」
私はアウトプットが苦手。今までの人生で世の中にメッセージを送ったことはない。
表現方法はたくさんある。その方法の一つとして言葉によるメッセージを選んだ。
ブログ、Twitter、note。たくさん自分の居場所が増えていき、嬉しさとともにいつも発信するときは怖さがある。
何度も何度も読み返し、発信ボタンを押すときは動悸がするほど。
まるでそのボタンを押すと世界が変わってしまうかのような緊張感。
「私の考えが誰かの気に障ることだったらどうしよう・・・」
特にTwitterは毎朝発信していてダイレクトに反応が返ってくるのでいつもドキドキしている。
自分の不安とは裏腹にたくさんの方から「いいね」やコメントを頂き、ほっとする。
私は自分に自信がないため、自分の意見を人前ではっきり言うのが怖い。
Twitterを始めて自分の意見を恐る恐るツイートするようになって「共感です。」と言ってもらえることに安心感を覚える。
自信がない根底には自己肯定感の低さがある。今までの言いようのない不安やモヤモヤする気持ちはここから来ていると自己分析。
そしてアウトプットする怖さは「自分の不出来さを知るのが怖い」ということ。人から自分の作ったものを評価され、「大したことない」烙印を押されるかもという恐怖。自分自身を否定されたかのように落ち込む未来を想像してしまう。
アウトプットしないままでいれば「自分はやればできる」という自尊心を保てる。人の目を気にすることはやりたい事にブレーキをかけ、行動を抑制してしまう原因になる。思い切り良く動けなくなる。
そんな時『ゲシュタルトの祈り』の詩を思い出し、自分を奮い立たせる。
「人は人。自分は自分。」
人の数だけ価値観も様々ある。大勢の人と意見が違っても、たったひとりでもいい。自分の言葉で何か得るものを見出してもらえたらそれでいいじゃないか。
そんな可能性を信じてこれから気軽に発信できたらいいなと思う。
私はこれから自分の人生を自分らしく彩っていきたい。そのために自分軸で生きていく努力をする。
最初に決めるべきは「人がどう思うか」ではなく「自分はどうしたいか」。
この指針をブレることなく定め、遂行していきたい。
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