年末年始に読了した本【読書記録】#8
時の流れは早いもので、年末年始というワードにすら懐かしさを感じます。
今回は、年末年始に読了した本をご紹介します📚
●価値ある生き方
Amazonで偶然見つけ、惹かれるタイトルだったため購入しました。Kindle版が無く、久しぶりの紙媒体での読書でした。
人生論を取り扱った本の中で、今の自分に最も馴染む内容でした。革命的な思考法が書かれているわけではありませんが、人間としての原理原則に従って丁寧に生きる意味を学べます。
僕の持つ歪んだ考えが鋭く突かれ、真っ向からの否定を感じた章もありました。そんな部分も含めて、心が乱れたときにまたこの本に戻ろうと思います。
●迷路の外には何がある?
超ベストセラー『チーズはどこへ消えた?』の続編として位置づけられた作品です。僕には、『チーズは〜』よりもこちらのほうが深く印象に残っています。
自分が無意識のうちに創り出す"信念"の可能性と危うさについて、非常に分かりやすく語られています。今の僕が持つ信念は果たして自分自身を奮い立たせる勇気となるのか、足を引っ張り続ける厄介者となるのか。
悩みが深まった気もしますが、新たな観点から物事を認識するきっかけになるはずです。
●それでも君は医者になるのか
『泣くな研修医』でお馴染みの中山裕次郎さんの最新作。一見すると小説じみた表紙ですが、中身は現実的です。
コロナ禍におかれた医療現場の実像や医療業界を取り巻くあれこれが、作者の経験を基にしてリアルに描写されています。
タイトルからもわかるように本作は恐らく医学部志望の受験生に向けて書かれたものでしょう。しかし医療の世界に足を半分突っ込んだ僕たち医学生にとっても、激励を受けたような感覚になる刺激的な作品かもしれません。
●置かれた場所で咲きなさい
"国民的ベストセラー"として有名であり、今の自分の悩みに直接訴えてくるようなタイトルに惹かれて読んでみました。
生前はシスターとして活動されていた著者ですが、内容にカトリック要素はほとんどなく読みやすいです。各項目がとても簡潔にまとめられていますが、それらを理解し、実行するにはまだ僕は未熟だなと感じました。
少しずつこの本の内容を行動に移せるようにしたいものです。
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