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嫌いな人がいない自分の生き方は随分と。

自分は嫌いな人がいない。


こいつだけは許せない、あの子のことが嫌い。話したくない。同じクラスになりたくない。そういう人がいない。


綺麗事をぬかすなと思われそうだが、実際そうなのだ。


というよりは、嫌いになる理由がないと表現したほうが正しいかも知れない。


自分は人の悪いところが全く見えない。見ないようにしているわけじゃなくて本当に見えない。


だから、人のことを嫌いにならない。嫌いになれない。


基本的に、何をされても大丈夫な人間だ。タフなのかも知れない。


自分が好きで好きでたまらないモノ、人を侮辱されたり、プライドがずたずたになったり、人格否定をされたりしない限り、何をされても許してしまう、というか気にしない。

寝たら忘れる、そんなふうにのらりくらりと生きている。


だからだろうか。


自分が人のことを嫌いにならないからこそ、この世の殆どの人のことが大好きで大好きで仕方がないからこそ。


自分が他人をみるときのものさしが、他人が自分をみるときのものさしと全く同じだとかんがえてしまう。


ちょっと考えたらそんなことはあり得ないなんてことはわかるのに。


相手も自分と同じで何を言われても、何をされても気にしない。

もしくは、

相手も自分と同じで自分のことが好きなんだ。


と。


しかもそれが特定個人に対してではなく、今まで関わってきた人全てに適用されると思っているから余計にたちが悪い。



そんなこと、あり得ない。

わかってる。わかりきってる。

万人受けするような性格だなんてこれっぽっちも思ってないし、私のことを気に食わない人だっている。たぶん。いや絶対。


自分が嫌われているかもしれないということを考えない。


故に、自分が嫌われていることに気づかない。

だから今まで通りの自己中心的な行動ばっかりして。


負の連鎖。




気づかないほうがいいことが世の中にはたくさんあるのかも知れない。


それでも。


もっと他人に警戒心を持つべきだし、悪いところだって無理に見つけようとは思わないけどもう少し考えなきゃいけないんだろう。


自分のことをよく思わない人がいることだってかんがえて行動しないといけない。

もう高校生だし甘えてられない。


脳内お花畑というより、どうしようもなく世間一般の考え方とずれているこの脳みそをどうにかしたい。


嫌いな人がいないと生活しやすいけど。

でも、そのぶん、ふっと我に返ったときに、恐ろしくて恐ろしくてたまらなくなる。


普段全く気にしない周りの視線が、自分を見る目が怖い。



あれ、今までどうやって生きてきたっけ。





自分はみんなのことが好き。


じゃあ、みんなは_______?

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