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#25 ケアマネさんとの出会いにマッチングアプリはない。~介護チームの結成に向けて~

親の介護に困った時、頼りになるのがケアマネージャー(以下、ケアマネ)さん。ケアマネさんを探すには、親が介護保険を納めている市区町村の介護福祉課もしくは地域包括支援センターへ行き、居宅介護支援事業所のリストをもらい、そこから探すのが一般的。

また、「介護申請」をすると、主に介護をしている家族が「介護キーパーソン」となる。 「介護キーパーソン」を中心にして、ケアマネさんがケアプランを作成する。という感じ。

しかしながら、私の場合は、実家付近に「親を通わせたいな。」と気になっていた介護施設が数件あったので、そこへ直接、アポを取って”営業”に行きましたw 

”営業”に行った時の施設の雰囲気とか、レイアウトとか、職員さんの対応とか、面接してくれた相談員さんの雰囲気とかから、利便性や、父や母との相性、そして私との相性などを鑑みて、施設とケアマネさんを同時選抜したって感じですかね。 

それから、役所の介護福祉課へ行って、「介護申請」したというw(順番逆っ!!w)でも、介護申請しても、「要介護1」とか「2」とかというのは、わかっていたからね。とにかく、良いケアマネさんを見つけるのが目的だったから、「要介護度」は気にしていなかった。

もし、初めてのケアマネさんと「合わないなー。」と思えば、地域包括支援センターへ相談して、別のケアマネさんに変えてもらうことも可能。ここに遠慮はいらない。ケアマネさんとの人間関係に縛られたり、悩んだりする必要はない。その時点で、ケアマネさんの意味がなくなってしまう。

但し、ケアマネさんに対する「クレーマー」からの「カスハラ」にならない様に、くれぐれも注意しよう。介護”サービス”を利用する我々は、彼らにとって「カスタマー(顧客)」ではあるけれど、「親の介護」という「一大プロジェクト」の前では、あくまでも「対等」であるべき。

ケアマネさんやヘルパーさんは、同じプロジェクトに取り組む”チーム”なのだ。チームメイトとして、忌憚なく意見交換ができること、相談できること、信頼関係が結べること・・・。

そして、我々利用者も、いち”プレーヤー”なのである。
ケアマネさんやヘルパーさんに”丸投げ”は止めよう。

自分達家族が「出来る介護」、「出来ない介護」をケアマネさんに明確に伝え、うまくフォローアップしてもらえるケアプランを”引き出す”。そしてケアマネさんやヘルパーさんにも、活き活きとプレーしてもらう。

それが、私達「介護キーパーソン」の役目だと思う。
”カスタマー”ではない。

「介護キーパーソン」として、「良い介護チーム」を作ろう。
それが、自分を救う、親も救われる、ケアマネさんなどソーシャルワーカーさん達も救われる。「三方良し!!」だw

でも、もし、「自分にはそんな力はない・・・。」と思うなら、
「いいチームを作りたいんです。」と、”その気持ち”だけ、伝えればいい。そうすればきっと、あなたに”共鳴”してくれるメンバーが、集まってくれる。



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