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#77【介護雑記】「えっ?!まさか?!」の事故。~福祉用具のヒヤリハット情報~

子供が生まれたばかりの頃、「ベビーベッド」や「チャイルドシート」、小さな玩具のひとつひとつに至るまで、「万一の事故がないように・・・。」と、アレコレ周到に吟味を重ねて用意したもの。(それがまた、”楽しみ”でもあったんだけどねw)

それでも、子供の成長や想像力は、親の想定を軽く超えて、ちょっと目を離した隙に「あっ!!危ないっ!!!」と「ヒヤリ」とした瞬間がままあった。

介護にも、これは同じ事が言える。

特に、MCI(軽度認知障害)や、認知症を発症している高齢者は、言動だけでなく、その行動も、常に介護者の想定を超えて来る。(それがまた、”苦しみ”でもあるわけなんだけどねw)

『在宅介護』の環境整備する上で、常に参考にさせて頂いている、てすり屋さん🩷が、今回も秀逸な記事をupしてくれた。⬇️⬇️⬇️

歩行器や車イス、介護ベッドなどの『福祉用具』における、思いがけない事故情報が、”福祉介護設備のプロ”の視線で、ふんだんに紹介されている。

中でも、私が注目したのは、「介護ベッドの柵」による事故。痛ましい死亡事故の事例も多いそうだ。これは、とても意外だった。

要介護者がベッドから脱落しないように「安全対策」として装備されている「柵」が、まさかの死亡事故の原因になっていたとは・・・。

いや、「ベッド慣れ」していないウチの父とか、絶対にやりかねない事案だ。

体力はあっても認知能力の低下した父ならば、「なんだコレは?邪魔だっ!!」と思って、「安全柵」をひっぱ抜き、ぶん投げるであろう・・・。(すでに冷や汗💦)

アルツハイマー型認知症の母も、施設へ入所した時、介護ベッドに慣れなくて、「安全柵」を「鉄格子」と認知し(見当障害による。)、そこから”脱出”しようと、なんとベッドからダイブ!! (80歳の母がですよ?!)

当然、”ヒーロー着地☆”なんぞ決められるはずもなく・・・。尾てい骨を強打して、あえなく”御用”となった前例があるからねw

※その模様はこちら。⬇️⬇️⬇️

在宅介護に必要な福祉用具、利便性の陰に隠れた「危険性」、常に想定を超えて来る介護の現場にも、必読の情報だと思い、ここにご紹介する。

ぜひ、介護に関わる多くの方々に、読んでいただきたい!!🤩


てすり屋のひとりごと 橋本 洋一郎(合同会社 湘南改造家)さんには、本当にいつも感謝🩷。

一級建築士ならではのプロの視点、そして、ご自身もALS(筋萎縮性側索硬化症)という大変な難病を抱えたお義母さまを、在宅で看取った経験が、介護福祉設備への深い造詣を構築し、その知識や技術の習得に余念が無い。

何よりも、常に「要介護者」と「家族介護者」のそれぞれの病状や背景、住宅事情に寄り添い、「今、どこが困っているのか?」と「これから先、どこが困るか?」を、細やかに分析予測をし、本当に必要で使いやすく、適切な介護設備計画を立案できる、その豊かな力量に、私は魅了されている。

さらに、ユーモアたっぷりのわかりやすく優しい文体が大好きw

noteで出逢えた”神”のひとりw
在宅介護の環境整備や福祉用具にお悩みの際には、ぜひ、一度、てすり屋さんのnoteを覗いてみて欲しい。


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