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東大合格【言葉の力】〜「三度目の正直」〜

受験のとき、ぼくを勇気付けた言葉たち。
ひとつひとつを語っていくコーナー。

「ホンマでっか!?TV」を見て印象に残った言葉。


人は三回目の挑戦になると、
二回目までの失敗要領をつかめて、
成功することが多いとのこと。

だからこそ、ことわざとして残っているのだと。    

僕の現役、一浪目の失敗原因は、
冬季・直前期の過ごし方です。


現役時も、一浪時も、
僕は冬季・直前期が始まった途端、
過去問をがむしゃらに解こうと気持ちを高ぶらせ、
ただ解いて、解きまくって、
そして、、、
落ちました。


中間・期末試験で徹夜する人がいるように、
冬季・直前期だけ死ぬ気になって勉強したと誇り、
それが成功の秘訣だったという人もいますが、
はそういう人ではありませんでした。    


僕の場合、
エンジン出力を最大にすると急上昇するのではなく、
逆に一回転して下降してしまう性分だったのです。

思い返せば中間・期末試験も、
徹夜で乗り切ったことは一度もありませんし、
勉強面に限らず水泳でも、
自分の中のパワー全開は最悪の結果をもたらし、
むしろ軽い気持ちで泳ぎ始めたときの方が、
より良いタイムで泳げ、
満足いくレースだったと言うことが出来ました。

私は「頑張る」タイプではなく、
「Take it easy」タイプでした

私は、二次関数的成長をする人間ではなく、
一次関数的成長をする人間でありました。

人より早い時期に、
人より何倍もの時間をかけて、
ゆっくりコツコツ同じペースを保って、
物事を行う人でありました。

これを二浪目に気づけました。

だから二浪目は試験対策を早めに始め、
冬季・直前期も自分の立てた計画に基づき、
同じ進度で学習を進めました。

失敗から学べたこと。
これが私の最大の武器になりえたのだと思います。

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