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【スポーツ】野球漫画の趣向が変化しても、「エース」が花形であることは変わらず#18

こんにちは。

今回は、

漫画で描かれる主人公の変化

10代と20代で読んで感じた野球漫画の設定の違い

について書きたいと思います。

夢のような選手が実現している


「タッチ」の連載当時は、「高校生」が140kmのボールを投げているだけでプロ注目選手として取り上げられていましたが、漫画でも現実でも今では150kmを投げる投手が出てくるほど、憧れの選手像がどんどん進化しています。

1994年にスタートした「MAJOR」の主人公は、
160kmのボールを投げ、投手引退後も打者としても活躍するのですが大リーガー大谷選手は現役ながら、投手としても打者としても活躍中!

今後は170kmを投げる投手が描かれる作品が出てくるのでしょうか?

ちなみに、今も連載中で好きな作品は
ダイヤのA」「おおきく振りかぶって」「BUNGO

エースが主人公であること、野球をはじめたての頃は独学で努力し、指導者と出会ってから才能が開花しているところが共通点。

現実を超え作者の想像性が伝わってくる作品

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10代で読んだ作品

■Mr.FULLSWING

2001年に週刊少年ジャンプに連載、単行本は全24巻。
最初に読んだ時の感想は、「ギャグ要素が多い!!
中学生の時に初めて読んで、当時はギャグが理解できず内容にびっくりしました。
現実での「打てない!」という意味の魔球とは異なり、
現実を超えた「打てない!」が連発していたのが印象的でした。

■Dreams
1996年に週刊少年マガジンで連載、単行本は全71巻。
1巻を読み始めた時、ひとつひとつのプレーに対する技術的な説明も多くDreamsで野球の勉強をしていました笑
左脳派なので、教わってきたプレイや体の動かし方など、「なぜ」という理由も添えられていて読みやすかったです。
ただ甲子園出場あたりから、ナックルボールを超えた左右に揺れたボールなど、筋肉や技術を超えたボールが生まれるところも見どころでした。

リアルにいそうなスーパースターを描く作品

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20代で読んだ作品

■おおきく振りかぶって

2003年に月刊アフタヌーンに連載、現在も連載中。
創業野球部で1年生だけのチームが埼玉大会に旋風を巻き起こす!
技術論や精神トレーニングなど野球に関する内容だけでなく、「男子高校生」の日常に触れたり、高校生の心の成長模様もあって好きな作品のひとつです。

■BUNGO
2015年に週刊ヤングジャンプに連載、現在も連載中。
主人公は中学生から始めた男の子。
誰にも教わらず夢中になって壁当てし続けてた主人公の努力と才能がシニアでライバルと共に成長していく様が見所です。
高校野球進学後の話も描かれるのか楽しみです。

現実を超えた作品を描いていたところから
現実的なところからスーパースターを描いた作品に移っているように感じました。


枡田泰明

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