参加者の声:「対話と体験を通して、私が沖縄に持ち帰ったのは4つの指針」
はじめまして!
CCFS(気候変動とフードシステム)2022 参加者のカノンです☀️
学びが多すぎて咀嚼するのに時間がかかったし、
これからも続くだろうとは思っているのですが、
現時点での気づきをこの場を借りてアウトプットさせていただきます。
自己紹介
仲宗根華音(なかそねかのん)
沖縄出身の大学4回生。
テーマは「沖縄と地球への恩返し」。
サーキュラーエコノミー(Circular Economy)の考え方を基盤に
教育事業、イベントコーディネーター、ものづくりなどに取り組んでいます。
https://www.instagram.com/goodna_canon/
Nature has power.
ぼかしのレクチャーをしてくださった方の言葉です。
人間は、自然をお世話する存在ではなく、
生態系の中で生かしてもらっている存在である。
自然は大きな力を持っている。
それを改めて認識しました。
私が沖縄でつくろうとしていたプロダクトが
自然の力を加味していないものだったことに気づき、
もっと自然の摂理に沿ったものにする方法を考え始める
きっかけになりました。
What’s available?
地域に根差した資源の活用に関するレクチャーをしてくださった方の言葉です。
産業廃棄物を市場に戻して循環させようと試みる時、
“ごみ” というイメージが先行して障壁が生まれることがあります。
だから、ネガティブなイメージを与えない表現を探していました。
“What’s available?” という言葉だと、
課題の粗探しではなく、宝探しのように聞こえる。
廃棄物ではなく価値ある資源を扱っているように聞こえる。
ピッタリなフレーズに出会えました。
FULL
環境問題という大きなトピックだからこそ、主語が ”we” になりがちです。
今回のプログラムで “I” を意識することによって、
「沖縄と地球のことを考える前に自分の生活を大切にしているだろうか」
と考えるようになりました。
ARI(アジア学院)では、1つのホールに集まって皆で食事をします。
その食事は当番制で皆で用意していて、使う食材もARIで育てたものです。
食べること、会話すること、を通して人や自然との繋がりを感じることで
心が満たされ、普段の食事よりも少ない量で満腹になる経験をしました。
変えるのに大きな体力を使う社会と向き合うためにも、
簡単に変えられる自分の生活に繋がりをたくさんつくり “FULL” な状態にしよう。
と思うようになりました。
ご縁
プログラムが終了してから1か月以上経ちましたが、参加者の方々と定期的に reLEAP(再集結)しています。
自分の人生を変えてくれた本の著者とお会いする機会をつくってくれる方。
プロジェクトの壁打ちをしてくれる方。
数年後にやりたいと思っていたことを「一緒にやろう!」と言ってくれる方。
たくさんのご縁のおかげで、実現したい世界にどんどん近づきます。
このプログラムの存在を教えてくださった方と、iLEAP、ARI の皆さんに、
心から感謝します。
これからも何かしらの形で関わり続けられればと思っております!
上記文章は、独立行政法人国際交流基金(The Japan Foundation)の助成金を受けて実施された「気候変動とフードシステム」についてのリーダーシッププログラムに参加してくださった方が、その経験を一人でも多くの方に伝えるために書いてくださったものです。
私たちiLEAPは、今後も「自分らしいリーダーシップこそが、真のリーダーシップ。」を掲げ、自分のリーダーシップを育てたい人、世界をより良くしていくために何をするべきなのかを常に探求している人のために、さまざまな機会をご提供して参ります。
また、学校・会社・組織向けにカスタマイズしてプログラムをご提供することも可能です。まずは下記メールアドレスまで一度お問い合わせください。
▼当該参加者へのインタビュー動画(1分)はこちら▼