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秋刀魚は想像以上に栄養豊富⁉️栄養士が知っておいて欲しい3ポイントを解説!🤓✨


少しずつ気温も下がり、秋らしさが日に日に強まってきた現在。

そんな秋、今がまさに旬の魚と言えば秋刀魚。

スーパーなどで見かけたら秋を感じ、何となく手に取る事も多い秋刀魚、実は様々な栄養を含んだとっても栄養価の高い魚です!

「何となく」ではなく「身体に良いから」と積極的に秋刀魚を手に取ってもらいたい!

ということで、今回は秋刀魚の栄養価について深掘りしていきます。


秋刀魚の栄養

秋刀魚は良質なタンパク質や青魚ならではのEPA・DHAを始め、様々なビタミン類が豊富に含まれています。

・DHA
脳細胞の活性化や目の網膜活性化また、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きもあります。魚の油に含まれているので、焼くより生食の方が効果的。

・EPA
動脈硬化を防ぎ、抗血栓、コレステロールの低下などの作用による脳血栓の予防や改善に効果があります。こちらも魚の油に含まれているので、焼くより生食の方が効果的。

ビタミン類
・皮膚や目の健康を保つビタミンA
・カルシウムの吸収を促進し、丈夫な骨を作るビタミンD
・血流を改善するビタミンE
・脂質や糖質の代謝を促し、粘膜の保護作用があるビタミンB2
など、様々なビタミンを豊富に含んでいます。

・カルシウム
歯や骨を作り、丈夫にする。上記ビタミンDと相性◎

・鉄分
血液を流れ全身に酸素を運ぶヘモグロビンの生成を促進。

といった栄養が、秋刀魚には含まれています。

特に旬の今は脂がのり、DHAやEPAなどの栄養も更に増していて、栄養価もバッチリです👌


秋刀魚と相性の良い食べ物

皆さんが焼いた秋刀魚を想像した時、付け合わせって何を想像しますか?

恐らく多くの人が「大根おろし」を想像したかと思います。

実は付け合わせの大根おろしには意味があり、大根おろしには

✅焦げ部分などの発がん性物質の予防
✅内蔵の苦味を抑える
✅消化促進(タンパク質分解酵素が入っている)
✅ビタミンや鉄分の吸収促進

といった効果があり、相性抜群!
特に焼いた秋刀魚を食べる際には大根おろし、オススメです!🤗


栄養士的オススメな食べ方

これらの栄養を余すことなく食べるのにオススメなのは、秋刀魚の刺身です。

上記の通り、DHAやEPAは油に含まれており、焼いてしまうと油と共に栄養が流れ出てしまいます。
(加熱だと生と比べて約2~3分の1の含有量になる)

加熱した方が吸収しやすくなる栄養もほぼ無いので、生食が1番効率的に栄養を摂取できます。

スーパーなどで売ってる丸々の秋刀魚は基本加熱用なので、鮮魚コーナーに「秋刀魚の刺身」があれば、そちらを手に取っていただきたいです!


まとめ

こう見てみると、秋刀魚の栄養価の高さが分かっていただけるかと思います!

しかし、今年の秋刀魚は不漁で、例年100円ちょっとの秋刀魚が300~500円とかなり高騰し、初物は高級魚みたいになってます…

値段が下がるまで中々手を出すのは難しいですが、秋刀魚の食べる時まで、頭の片隅に秋刀魚の栄養を入れていただけると嬉しいです!😋



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