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【鶴亀杯】勝手にSazanami 賞(俳句のみ)🏆✨

大盛況の鶴亀杯!




今回も、前回の宇宙杯とおなじく、印象に残った句をピックアップして、祭りのあとの鑑賞記事を出すつもりでした。


ところが、わたしの句が私設賞をふたつ受賞。


「糸とんぼ吾子の手するり雨上がり」が

これ母きらり賞。


賞状もいただきました!
わーいヽ(´▽`)/





「気ままなるジュゴンのすみか夏の海」が

HAYASHIP賞。


これでも母さん、はやしっぷ♡さん

ありがとうございますヽ(´▽`)/ヤッター






それにしても、私設賞

いただくと、こんなに嬉しいの?



それなら、この喜びをつなげていこう、と


鑑賞記事ではなく「勝手に賞」を

わたしも出してしまいます!






ただ、毎回、出せるかしら……と

うっすらプレッシャーもあります。



なので、たくさん選びたいところなのですが、

  • ハートを撃ち抜かれた3句

のみに、数を絞らせていただきました🙇‍♀️

しかも、わたしが参加した俳句部門のみです。

ごめんなさい……💦


すべて、予選に残らなかった句から

選んでおります。




そうそう、まだCanvaなどの技術を習得しておらず、立派な賞状もなにもつくれなくて💦

かわりに、といっては何ですが、

わたしの手持ちの写真

「沖縄の風景」を、それぞれの
鑑賞文のおわりに入れてみました。


写真で句のイメージを
限定するのもなぁ……と、迷いましたが
これくらいしか思いつかないのです💦



下手くそな写真ですので、
「持ち帰って」とはとても言えませんが🙇‍♀️

(詠み手のイメージと、合っているかどうかも
わからないので)


こんな感じかぁ、ふーん( ´_ゝ`)


みたいな生温かいスタンスで全然かまいませんので、楽しんでいただけたら嬉しいです😅 






では発表します!

ダダダダダダダダダ……(ドラムロールの音)





ダンッ🥁




グレタさん眉根を寄せてアイス食む

KaoRu IshiDa さん


詠み手のほかの句もステキですが

この句がいちばんです! なぜか🤭



グレタさんが、気難しそうな顔で

アイスを口に運ぶ様子が

秒で浮かぶからです!


そのまま「眉根を寄せて」食べ続けるのか。

それとも、一転して

「うーーーーんっ❤️」と顔をとろけさせるのか


表情の変化を想像すると、楽しくなります。



そして、グレタさんの「眉根を寄せて」から浮かんでくる表情が「暑そう」で、アイスの冷たさとの対比が、

夏だなぁと思いました😄



ちなみに、沖縄のアイスといえば
アメリカ産まれ沖縄育ちの

「ブルーシール」です。




イメージはカップのアイスなんですが、
なかなか見映えのいい写真がなかったため、
パフェにさせていただきました🙇‍♀️
グレタさん食べるかな






吾が淵に一縷の青や糸蜻蛉

半夏汐 さん


物語が始まりそうな、

独特の世界観に痺れました!!


ほの暗い淵に、糸蜻蛉の「青」が

細くのびていく。

淵に射していく光まで感じられます。


句ぜんたいに漂う、そこはかとない清涼感。

この正体は「糸蜻蛉」


季語の持っている力を

ここまで引きだせるってすごいです!


https://www.diving-lei.com/diving_maeda.html


あと、沖縄の真栄田岬(恩納村)にある

シュノーケリングの絶景スポット

「青の洞窟」を

ちょっと思い出したりしました。(上の写真)


句の幻想的な雰囲気は、
水族館にも通じるかしら🐟



Polarisの心室で鳴る四弦琴

Foliage Poet さん


なんかよくわからないけど、カッコいい!


それじゃいけないんですが、

ほんとうに「カッコいい」しか出ないです。


Polaris、とは北極星。

心室、とは、
心臓の下にある、動脈や静脈に血液を送る部屋

四弦琴、とは

弦が4本、棹の長さが1メートルの
三味線に似た琴

ん? 画像調べると
ギターとかウクレレとかも出てくる……




おぉ、なるほど!

言葉を調べると、句からシブさも

感じられます!



心臓に響く弦の音色。

この弦の音がギターなのかウクレレなのか
はたまた、お琴なのかで句の雰囲気が
だいぶ変わりそうです。


そして、空に光る北極星。


この「北極星」は、きっと

詠み手のこころの中でも

煌々と光っている。


いや、Polarisは、弦の音を聴いて落ちた、

ひとしずくの涙なのか。





詠み手に芽生えた静かな感動が、

わたしの心をギュッと掴んで


なんかよくわかんないけど、

カッコいい!!


と、なったんだと思います。



どくどくと流れる血液の赤と

北極星の白い光の対比。

それだけじゃなく、血のかよう「熱さ」と

煌々と光る星の「冷たさ」の対比も感じます。



その、星の冷たさから

夏の涼をいただきました!


ちなみに、北極星は通年見られるので

季語ではないそうです。


無季俳句なのに、たしかに

「夏」を感じる句……



おみそれいたしました!!


星の写真がなくて……。
すみません、月でご勘弁を🙇‍♀️




以上の3句でした。

おめでとうございます^ ^




皆さまの「勝手に賞」

選者によって、選ぶ句も全然ちがって

おもしろかったです!



予選や決勝に残った句は、

日常生活に密接した句だったかな、と

勝手に分析しました。


あと、声に出すと良さのひきたつ句。



大賞の句

ストローに会話を探すアイスティー


風さん、おめでとうございまーす🎉


この句も、


カフェやファミレスなどでも出会える

身近な素材「アイスティー」が

絶妙に効いていると思いました。




アイスティーをストローで

かき混ぜつつ、なにを話そうかと考える……。


話す相手は、お付き合いの始まったばかりの恋人か、それとも恋人未満のひとなのか、


いや、久しぶりに顔を合わせる友人? 

家族……親だったり?


と、いろんなひとや場所や状況が

想像できる楽しい句で、ほんのり

優しさも感じました。



あと、

思春期にひどく曲がった胡瓜噛む

(チューダさん)





この句も、台所できゅうり出したときに

はっと思い出しました。


ひどく曲がったきゅうり。

そうだよね、思春期って、なにかと

拗らすもんね。

こころ、曲がっちゃってたよね、きっと。



と、うなずきながら

きゅうりを切っていました。怪しいやつめ。



春に掲げた「季節らしい句を詠む」

この課題は、今回クリアできたと思います。


夏から秋への課題は、それプラス

「日常をしっかり詠む」

あと、声に出したらおもしろい句(小声)



ちょっとだけ頑張って、

楽しくやります。


運営の皆さま、楽しい大会を

ありがとうございました!



去年の夏の海です😅



本日、最終日!


名残惜しいような楽しみなような……。

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